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元消費者金融幹部Nさんの告白(その⑤修羅篇)

≪元消費者金融幹部Nさんの告白(その⑤修羅篇)≫

改正貸金業法が成立してから平成28年12月13日で10年が経過しました。
この間、消費者金融業界は、大手のほとんどがメガバンクの参加に入り、中小業者の多くは、
「上限金利の引き下げ」、「総量規制」、「過払い金返還問題」などの逆風に耐え切れず、淘汰されてゆきました。
その結果、平成18年度末で11,832社もあった業者数は、平成27年度末では1,926社と6分の1以下に減少しました。
いったい、ここまで業界を締め付ける「改正貸金業法」とは何だったのでしょうか。
ある消費者金融会社の幹部だったNさん(仮称)の告白というスタイルで、そのことを紐解いていきたいと思います。

【修羅編】
平成18年に過払い金が認められる最高裁判決が出てからは、時代は消費者金融の過払い金返還一大ブームに入ります。もちろんこの判決以前から、このような主張をする弁護士もいましたが、この判決がお墨付きを与えたため、過払い金返還は債務整理の基本的なスタイルになりました。
また、若くて野心のある弁護士、司法書士の中には、消費者金融の債務整理をひとつのビジネスモデルと捉えて、『払いすぎた利息は取り戻せます』をキャッチフレーズに、多重債務者を集客して大きな利益をあげる者も出てきました。
テレビCMも、消費者金融のCMよりも、過払い返還を宣伝する弁護士、司法書士事務所の宣伝の方が多くなっているような状態に入ります。

もともと、消費者金融業界は、利息制限法と出資法上限金利の間のいわゆる「グレーゾーン金利」と呼ばれる金利で営業するビジネスモデルです。
このビジネスモデルが法解釈によって完全に覆ってしまったということです。
これは考えてみれば、かなり無茶な話です。
グレーゾーンで営業している消費者金融は法解釈上、「違法の営業をしている業者」ということになってしまいました。
企業が過去に得た利益にはそれ相応の税金も支払っているはずです。その過去に得た利益を遡って返還しても税金はかえってくるわけではありません。
また、平成18年には、改正貸金業法が成立し、平成22年6月18日までに4段階に分けて、実施されることになりました。
改正貸金業法では、「上限金利の引き下げ」と「総量規制の導入」による、年収の3分の1を超える貸出し制限が大きなポイントになりました。

「過払い返還」と「改正貸金業法」によって、消費者金融業界は大きな過渡期を迎えていました。
「改正貸金業法が4段階に分けて施行されたのは、つまり“ついていけない業者を段階的に淘汰してゆく”ということだな」
Nさんのその予言どおりに、多くの中小貸金業者は淘汰されてゆくことになります。また、大手の多くはメガバンクの参加に入りました。
「つまり最初から、消費者金融がやってきた個人向け融資事業を、銀行にスライドするって絵が描かれてたってことだね」
「消費者金融業界も、成長、成長でやり過ぎちまったんだよな」
「でも、最近じゃその、銀行の過剰貸付けが問題になってるらしいな」
「あのころは、消費者金融が魔女狩りの標的にされただけで、結局、いつまでも成長、成長で拡大路線を採り続ける限り、どこかで無理が来るんだよ、どこがやったって同じさ」
「経済重視で、公害なんかおこしてきたのも超大手企業だったじゃねえか、どれも一緒だよ」
そんな風に語るNさん。
これからの業界は、低成長の時代にあった戦略も必要ということでしょうか。

Nさんの会社は、どうなって、今Nさんが何をやっているのかは、Nさんとの約束で、ここには、記載できません。でもNさんから最後に聞いた言葉は印象的でした。
「世の中いろんな商売があるけど、博打、金貸し、売春は絶対に無くならないよ、人間の本性だからな!」



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元消費者金融幹部Nさんの告白(その④暗雲篇)

≪元消費者金融幹部Nさんの告白(その④暗雲篇)≫

改正貸金業法が成立してから平成28年12月13日で10年が経過しました。
この間、消費者金融業界は、大手のほとんどがメガバンクの参加に入り、中小業者の多くは、
「上限金利の引き下げ」、「総量規制」、「過払い金返還問題」などの逆風に耐え切れず、淘汰されてゆきました。
その結果、平成18年度末で11,832社もあった業者数は、平成27年度末では1,926社と6分の1以下に減少しました。
いったい、ここまで業界を締め付ける「改正貸金業法」とは何だったのでしょうか。
ある消費者金融会社の幹部だったNさん(仮称)の告白というスタイルで、そのことを紐解いていきたいと思います。

【暗雲編】
平成12年以降も【消費者金融=悪】というネガティブなイメージを払拭すべく、大手では、テレビCMによるイメージ戦略を採用していました。特にアイフルのチワワのCMなどは大人気で、業界の好感度UPに確実に貢献していました。
しかし、そんなCMの人気とは裏腹に、消費者金融の過剰な貸付けによる多重債務問題はどんどん社会問題化してゆきました。
深刻化する多重債務問題に対して、平成12年には特定調停法が施行されました。
また、平成14年には司法書士法が改正され、簡裁代理権を持つ認定司法書士が出現するようになりました。この認定司法書士制度によって、司法書士による債務整理が一般的になり、現在に至っています。
そのような中、個人の自己破産の申立て件数は増加し続け、平成15年には242,000件以上となりピークを迎えます。

一連の多重債務者対策によって、債務整理が業者にとって徐々に厳しい内容になってきたことは間違いありません。特に、認定司法書士の活躍は大きかったと思われます。
そのころNさんはキャリア的にも会社の幹部クラスでした。
「昔は司法書士が介入しても、権限がないから大したことなかったんだよ」
「しかし、奴らよく勉強してるよ。だけど手加減ってものを知らない奴が増えてきたよな」
Nさんが言うには、昔から債務整理で介入する弁護士はいましたが、だいたいの落としどころを見つけて、和解をするのもそれほど困難なことではなかったそうです。
それが、消費者金融を徹底的に追及するタイプの弁護士、司法書士が増えてきて、いつまでも和解ができず凍結してしまうようなケースも増えてきました。
凍結させても、この先、業界にとって有利な事例がでてくる見込みはありません。逆に不利な事例がでてくる可能性が大きいとも言えます。それに時効の問題もあります。
そのようなことを加味して、不本意な内容でも和解をすることも多かったようです。
「それでもまだましだったよ。あれが始まるまではよ」
平成18年の最高裁判決を機に、消費者金融業界には、本当の意味での激震が走ることになります。


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元消費者金融幹部Nさんの告白(その③雷雲篇)

≪元消費者金融幹部Nさんの告白(その③雷雲篇)≫

改正貸金業法が成立してから平成28年12月13日で10年が経過しました。
この間、消費者金融業界は、大手のほとんどがメガバンクの参加に入り、中小業者の多くは、
「上限金利の引き下げ」、「総量規制」、「過払い金返還問題」などの逆風に耐え切れず、淘汰されてゆきました。
その結果、平成18年度末で11,832社もあった業者数は、平成27年度末では1,926社と6分の1以下に減少しました。
いったい、ここまで業界を締め付ける「改正貸金業法」とは何だったのでしょうか。
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【雷雲編】
かつて消費者金融は、「お金に行き詰った人がやむを得ず借金するところ」といった、暗くネガティブな印象が強くありました。しかし、大手のさわやかなテレビCMやユニークなネーミングの無人契約機になどよって、世間に広く認知されてゆくようになりました。平成10年ごろの時期、消費者金融業界は大手を中心に、「お金に行き詰った人」でなく「普通の人」が利用できる業界を目指していました。
Nさんの会社でも、いつのまにか、大手にならい、顧客サービスに重点をおいて拡大路線を採ってゆこうという考えが主流を占めていました。
しかし、Nさんの会社のような中堅どころには、大手で利用出来なくなった人が申込みをしてくるので、現実の客層は、大手が描く理想とは必ずしも合致しません。
「ちっ、どいつもこいつも足もと見失いやがって、」
「きっちり相手見て、金を貸すのが金貸しだろうが、」
こんなNさんの考えは、もう古いのかもしれません。

それでもこの時期、Nさんの会社は、十分な利益を出していました。以前より下がったといえ、40.004%という高金利がそれを支えていたからです。
しかし、平成12年6月に、5回目の金利引き下げが実施され、上限金利はそれまでの40.004%から29.2%に一気に引き下げられることになりました。
「こりゃ、とんでもないことになっちまった」
金利は段階的に見直しされていくので、段々下げられることは、もちろんわかっていました。しかし、“金利は据え置き“という淡い期待を持っていたのかもしれません。
金利が今までよりも3割以上も下がったため、単純計算で利益も3割以上は下がることになります。
「利益を下げないために、もっともっと貸すしかない」
Nさんの会社は、営業戦略として、貸出しをさらに強化することになりました。
Nさんの会社に限らず、平成12年の金利引き下げは、多くの消費者金融の貸出し基準を緩くする結果になりました。
複数の会社が貸し込みをした結果、明らかな過剰貸付けが目立つようになってきました。


過剰貸付けが自己破産の増加を招き、それを補うために、また新たな貸出しをする。
「これじゃ、どっちが自転車操業かわからねえや」
仮に、Nさんの会社が少額しか貸さなくても、数か月後には、他業者の貸し込みによって、その人の借金は数倍に膨れ上がってしまっている。
そのような中、大手業者の「腎臓や目ん玉、売ってこい!」といった、暴力的な取り立ての音声テープが報道され、世間の空気は再び、【消費者金融=悪】といったものになってしまいました。



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元消費者金融幹部Nさんの告白(その②風雲篇)

≪元消費者金融幹部Nさんの告白(その②風雲篇)≫

改正貸金業法が成立してから平成28年12月13日で10年が経過しました。
この間、消費者金融業界は、大手のほとんどがメガバンクの参加に入り、中小業者の多くは、
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その結果、平成18年度末で11,832社もあった業者数は、平成27年度末では1,926社と6分の1以下に減少しました。
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【風雲編】
昭和58年に「貸金業の規制等に関する法律」、通称「サラ金規制法」が成立しました。
背景には、一部業者によって、返済能力を超えた貸付けや、強引な取り立てが行われた結果、自殺や一家離散などの被害が社会問題化していたことがあります。
この規制法の成立によって、それまで届出制であった貸金業は登録制となり、「取立規制」「書面交付義務」など、規制が設けられるようになりました。
また、金利についても、当時109.5%であった出資法上限金利を段階的に40.004%まで引き下げることになりました。
「今にして思えば、かなり緩い規制だったけど、金利は下がるし、取り立ても出来なくなるんじゃないかって、当時は大騒ぎだったよ」
とNさんは振り返ります。
「まあ、大騒ぎしたわりには実際、規制法で急に何かが変わったってことはなかったけどね」
「段階的に厳しくなっていったから、気が付いたら、あれ?前よりもだいぶ厳しくなっちまってるって感じかな」
「従業員もサラリーマンみたいな奴が増えてきたのはあの頃くらいからかなあ」
それまでの消費者金融の従業員は、一目で「金貸し」とわかるような風貌だったみたいですが、雰囲気が変わりはじめたのもこのくらいの時期だったようです。

「金利が下がった分、うちの会社も集計や管理にコンピューター入れて、効率化を図って、拡大していこうって話になってね」
段階的な金利の引き下げは、むしろ、業界を拡大路線に導く結果にもつながったようです。
「支店もいくつかできて、融資残高は毎年、右肩上がりの時代だったなあ」
Nさんの会社も大きな成長期に入っていました。
そんな中、平成5年に大手消費者金融のアコムが無人契約機「むじんくん」を導入したのをきっかけに、大手を中心の無人機ブームが到来しました。
また、テレビで堂々と消費者金融のCMが流れるようになったりと、時代は、消費者金融全盛期を迎えつつありました。
「正直言えば、俺はあのノリには、ちょっと違和感を感じていたんだよなぁ」
「業界が大きくなるのはいいけれど、俺らみたいな仕事は、あんまり、目立ちすぎちゃいけない気がするんだよなぁ。なんていうか、しょせんは、路地裏っていうか駅裏の仕事なんだよ。それがよ、駅前の一等地に堂々と看板出しちゃいけない気もしてたんだ」
急激に拡大する業界に、従業員の意識やモラルが追い付いていないということでしょうか。

また、業界では、拡大する貸付けに合わせて、自己破産する人の数も急激に増えてゆきました。その不良債権の穴埋めをするために、延滞者への督促はさらに厳しくなってゆく。貸し倒れで減少した融資残高の穴埋めをするために、無理な貸出しを行う。
「いつか無理がくるんじゃないか」
Nさんにはそんな思いもありましたが。だんだんとそんな流れになっていったようです。



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元消費者金融幹部Nさんの告白(その①青春篇)

≪元消費者金融幹部Nさんの告白(その①青春篇)≫

改正貸金業法が成立してから平成28年12月13日で10年が経過しました。
この間、消費者金融業界は、大手のほとんどがメガバンクの参加に入り、中小業者の多くは、
「上限金利の引き下げ」、「総量規制」、「過払い金返還問題」などの逆風に耐え切れず、淘汰されてゆきました。
その結果、平成18年度末で11,832社もあった業者数は、平成27年度末では1,926社と6分の1以下に減少しました。
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【青春篇】
Nさんが、この業界に入ったのは今から30年以上も前のことです。
高校を卒業して、職を転々としていたころ、知り合いの紹介で、ある消費者金融に入社したそうです。
その当時、消費者金融は「サラ金」と呼ばれ、高金利と過度な取り立て行為で恐れられていました。働いている従業員も強面が多く、派手なスーツにパンチパーマ、髭は当たり前です。
サラ金の男性社員は、「取り立て」が重要な任務です。この「取り立て」に躊躇するようでは、サラ金の社員は務まりません。
Nさんも入社初日から、取り立ての現場に出ています。
Nさんも20代前半と若かったこともあり、キラキラのスーツに身をつつんで、取り立てにいく自分がどこか誇らしかったようです。
誰も回収できなかった債権を回収した話や、チンピラのような相手との交渉で上手く立ち回った話など、かつての武勇伝を語るNさんは、少年のように無邪気です。

当時の上限金利は、年率で109.5%、業界を規制する法律もなく、返済を怠った客への対応は、かなり酷かったようです。直接的な暴力こそはなかったものの、例えば、
・玄関に「金返せ!」と張り紙をする。
・大声で恫喝する。
・知人宅を訪ねさせて金策ついて回る。
など、今では考えられないような方法で、取り立てを行うことがあったようです。
また、そのような行為に対して、Nさんはあまり後ろめたさも感じなかったようです。
「やっぱり、借りたものを返さない方が悪いんじゃないのか」
Nさんの理屈は単純明快です。
「それによ、客の方だってあんたがたが思ってる以上にしたたかだったよ」
取り立てに行って、客に身の上話を聞かされて同情してしまって、逆に、ポケットマネーを置いてきてしまった話など、そんなしたたかな客にしてやられた話も数多くあるようです。
Nさんの話からは、当時は、良くも悪くも、牧歌的というか大らかな時代だったことが伺えられます。
「だけど、誤解してほしくないのは、今みたいに、会ったこともないような相手にやたらと貸していたわけじゃないぜ。お金を貸すときは、むやみに借金を増やさないよう、きっちり言い聞かせてから貸したぁもんだよ。それでも増やしちまって、返済が遅れるような時は、そりゃあ怒るよ。でも、それで立ち直る客も多かったし、感謝されることも多かったんだよ。」
「そりゃ確かに、追い込みすぎちまった客もいるかもしれないけどね。」
確かにNさんの言うことにも一理あるような気もします。しかし、借金苦で自殺者が出たり、「サラ金問題」がこの時期、社会問題化していたことも事実です。
そのような中、昭和58年に業界に激震が走ります。


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銀行カードローンの借入が消費者金融の審査に与える影響について

≪銀行カードローンの借入が消費者金融の審査に与える影響について≫

近年、銀行カードローンの過剰貸付けが問題視されています。銀行カードローン総量規制が適用されないので、年収による貸出し制限がないことが大きな原因です。(こちらの記事を参照
また、銀行カードローンはその資本力を生かして、低金利を提供できるので、最近では、キャッシングをする順番としては、
①銀行カードローン
②大手消費者金融
③中堅消費者金融
という順になっていて、消費者金融に申込みをする人の多くは、既に銀行カードローンで、利用があることになります。
今回は、銀行カードローンでの借入が消費者金融の審査にどのような影響を与えているのかまとめてみました。

♦銀行カードローンの借入は黙認されてきた
消費者金融の審査では、総量規制の適用があり、年収の3分の1を超える貸出しが禁止されています。総量規制が適用されて以後は、属性の良い顧客ほど、各消費者金融が競って、総量規制の目一杯の貸出しを行うので、新たに貸出しする余地はすぐになくなってしまいます。優良顧客への貸出しは、早い者勝ちといった状況です。
しかし、銀行カードローンでの借入は、総量規制の適用外なので。理屈としては、銀行カードローンでいくら借入があっても、消費者金融は融資をすることが可能です。
(もちろん、総合的に見て、返済能力を超えると判断された場合は、貸出しは禁止という建前はあります。しかし総量規制のようなわかりやすい基準はありません。)
その結果、これまでは、銀行カードローンで、かなりの額が既に貸出しされていても、実質的に黙認して融資が行われているということが多く見られました。

♦最近では黙認できないケースも増えてきている
しかし、銀行カードローンもかなり攻めの融資を行っており、本来、中堅消費者金融の客層であるような低所得層にも、積極融資を行ってきています。その結果、例えば、“年収200万円台の人が、銀行カードローンから、合計200万円以上の借入が既にある。”という現象も発生してきています。
このような、ケースの場合は、いくら総量規制の範囲内であっても、消費者金融の審査で可決は出にくくなります。
ここまで極端なケースは少数ですが、同じようなケースは、消費者金融の申込者の中で徐々に増加しつつあります。

♦総合的な返済能力調査
銀行カードローンの融資は、ここ数年、飛躍的に増加しており、いくら総量規制の適用外と言っても、消費者金融の審査でも無視できない負債になってきているというのが現状です。
また、銀行カードローンは、平均貸出し額が消費者金融に比べて大きいので(2~3社の借入で、200万円前後になってしまいます。)、貸出しリスクのことを考えれば、消費者金融も従来のような、黙認スタイルではなくて、総合的に返済能力が有るかを判断せざる得なくなってくるでしょう。
もしくは銀行カードローンに総量規制に準じた、何らかの規制がかかるようになるかもしれません。


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申込先診断フローチャートの利用のすすめ

≪申込先診断フローチャートの利用のすすめ≫

以前、自分自身にマッチした金融会社に申込みをすることの重要性を記事にしました。
こちらの記事を参照)やたら、ダメ元でミスマッチな金融会社に申込みをしても、否決となるだけで、精神的にも良くありませんし、いわゆる「申込みブラック」という状態になる可能性もあるからです。
「総量規制オーバー」や「延滞」など、どうにもならないものを除けば、大方の否決は、この申込先のミスマッチからきています。

【申込先診断フローチャートはおすすめ】
自分自身にマッチした申込み先を選択するために、提携サイト、≪最新キャッシング比較、申込先診断フローチャートを利用することをおすすめします。
簡単な質問にYES、NOで回答してゆくことで、銀行系から中堅消費者金融まで、適正な申込み先を診断することが可能です。
この申込先診断フローチャートはもともと、申込者と金融会社のミスマッチを解消したいという、業者サイドのリクエストに答えて、作成したものです。
簡易な内容ながら、専門スタッフのノウハウが詰まっているので、かなり、信頼性の高い内容になっています。
出来れば、申込みは一発で決めたいものです。是非、参考にして下さい。


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銀行カードローンの過剰貸付け問題について

≪銀行カードローンの過剰貸付け問題について≫

平成22年6月に施行された改正貸金業法により「総量規制」が導入され、消費者金融等の貸金業者では年収の3分の1を超える貸出しは禁止されています。
また、「総量規制」は、貸金業法が適用されていない、銀行カードローンなどにおいても、過剰貸付けの目安にされているということでした。
しかし、近年、銀行カードローンによる過剰貸付けが問題視されてきています。

【銀行カードローンの貸出しの実態】
結論から言えば、実際の現場では、銀行カードローンによる「総量規制」をほぼ無視した貸出しがあることは事実です。
銀行カードローンは、消費者金融に比べて、利用限度額も高く(1社あたり50万円から100万円ほど)、3~4社の利用があれば、それだけで負債は300万以上になってしまいます。
本来、総量規制に基づいた考えであれば、300万円の負債に耐えうる人は、年収900万円以上であるはずですが、年収300万円台の人に対しても、このような貸出しが行われていることがあります。
さらにそれに輪をかけて、消費者金融が、総量規制の範囲内まで、貸出しするので、年収300万円台の方が、銀行カードローンを含め、400万円以上の負債を抱えてしまうといったケースは多々見られます。

【金融庁の過剰貸付け調査が開始】
このような流れの中、平成28年10月12日には、日本弁護士連合会によって、銀行カードローンによる過剰貸付防止を求める意見書が金融庁に提出され、金融庁では、銀行による過剰な貸し出しや過度な宣伝がないか調査が開始されました。
調査の結果次第では、消費者金融における「総量規制」と同等の規制がかる可能性も考えられます。
総量規制のような一律の規制がかかることは、多重債務者発生を抑えるためには役立ちますが、本来の利便性を享受できなくなり、不利益を被る人も多く発生します。このような規制は、消費者にとっても業者にとっても、望ましいことではありません。
法的な規制がかかる前に、自主規制ルールを強化するなど、多重債務者問題について、業界内で解決できる仕組みを作ってゆく必要があるでしょう。
今後の動向を見守りたいと思います。


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総量規制オーバーに勘違いされる否決を防ぎましょう

≪総量規制オーバーに勘違いされる否決を防ぎましょう≫

消費者金融の審査で否決となる理由で一番多いのは、総量規制オーバーということはご存知でしょうか。
現在の貸金業法では、この総量規制の導入により、申込者の借入額が年収の3分の1を超える場合は、消費者金融等の貸金業者は、原則、貸出しが禁止されています。
法改正施行から5年以上経過しており、総量規制は、世間に浸透しているので、ご存知の方も多いと思いますが、総量規制に抵触していても、申込みをしてくる方はいまだ多く、否決理由の中でも一番多い内容となっています。
消費者金融に新規で申込みをする場合、総量規制に抵触していると、まず審査は通過しません。(一部、「おまとめローン」などの例外はありますが、ほとんどの会社が取引実績のない新規での「おまとめローン」に消極的です。)
しかし、本当は総量規制に抵触していないのに勘違いによって否決となってしまうこともあるので要注意です。

【総量規制の対象となる借入とならない借入がある】
借入には様々な種類があります。主だったものだけでも、「住宅ローン」、「自動車ローン」、「ショッピング」、「キャッシング」など多種多様です。
この中で総量規制の対象となる借入れは、「キャッシング」の内、消費者金融など貸金業者が貸出ししたものだけです。
同じ、キャッシングでも銀行が貸出ししている「銀行カードローン」は総量規制の対象にはなりません。
ちなみにクレジットカードは商品購入(ショッピング)は総量規制の対象外ですが、現金を借りた場合は総量規制の対象になります。

【借入申告の方法】
消費者金融に申込みをする時は、「現在の借入件数、借入金額」を必ず、申告させられます。
この時の申告の仕方は人によって様々で、
①総量規制対象の借入だけ申告
②総量規制対象外の借入も申告
どちらのケースもあり得ます。
もちろん、どちらにしても、指定信用情報機関を利用した借入調査は実施されるので、正確な借入額は判明しますが、当サイトでは、総量規制対象の借入だけを申告することをおすすめしています。
それは、“申告借入額が年収の3分の1を超えている場合は、それ以上細かい調査に進まず、否決となってしまう可能性がある”からです。
消費者金融では、大量の申込みを審査するので、総量規制オーバーといった、どうにもならない申込みは、通常、それが判明した時点で審査終了となります。
本来、指定信用情報機関に照会して正確な借入額を確認のうえ、その判別を行いますが、消費者金融の審査担当者によっては、申告年収と申告借入額の比較だけで、判別している場合もあるので要注意です。
人手の少ない中小規模の消費者金融ではよくあることのようです。

このように申告借入額を総量規制対象外も含めて入力すると、勘違いで否決となってしまう可能もあるので、申告は、総量規制対象の借入だけとした方が良いでしょう。


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おまとめローン専門会社にはご注意!

≪おまとめローン専門会社にはご注意!≫

【いまどきのおまとめローン】
消費者金融の商品のひとつにおまとめローンというものがあります。
複数の業者からの借り入れを全部または一部取りまとめることによって、月々の返済額を下げて負担を軽減するのが目的の商品です。
また、
総量規制の例外になるので、年収の3分の1以上借り入れがあっても利用可能。
②それまでの契約より顧客に不利益にならない契約が前提なので、新たに保証人や担保を徴求されない。
といった特徴があります。
このように、いまどきのおまとめローンは顧客にとってはいいことずくめなので、利用したいと思っている方も多いと思います。
しかし、反面、保証人や担保徴求が出来なくなった分、消費者金融からすれば、“無担保無保証で多重債務者に融資をする”というリスクの高い商品になっていることも事実です。
このため、消費者金融会社の中にはおまとめローンという商品は設けていても、100万円を超えるような高額融資は、新規顧客へはほとんど行っていない会社もあります。
いずれにしても、おまとめローンは新規でなく増額で狙うほうが可決の可能性は高まります。

【おまとめローン専門会社は少ない】
現在、ネット上に広告掲載している消費者金融の中には、おまとめローンを主力商品とした「おまとめローン専門会社」もあります。
前述したように、無担保無保証の高額融資なのでリスクが高いという考えもありますが、現在の法律では、総量規制によって貸出し制限があるためおまとめローンで取りまとめをした後、顧客の負債が増えにくいので、逆にリスクは低いという考え方も出来るからです。
しかし、このような考え方をする消費者金融は少数派です。大手の審査が通過しない人が申込者となる、中小規模の業者であれば、いきなり新規で高額融資を行うのはなおさら難しいかもしれません。

【おまとめローン専門会社は紹介屋の可能性もある!?】
また、「おまとめローン専門会社」の中には、「紹介屋」と思われる怪しい会社も含まれているので要注意です。
おまとめローンをアピールすることで、多重債務者を集めて、最終的には債務整理を促し、提携している弁護士や司法書士を紹介するといった手口です。
もちろん最初から自社で融資するつもりはありません。紹介先の弁護士司法書士から裏でもらう紹介手数料が収入になっています。
紹介先の弁護士、司法書士も、一応、債務整理は本当に行っているので、なかなか問題にはなりにくいようです。
このような会社を見分けるポイントとして、“必要以上に「来店面談」をすすめてくる会社には注意する!”ということがあげられます。
近郊に居住しているならともかく、かなり遠方の申込者も来店させて、一応、一通りカウンセリングのようなことを行ったうえで、「最終審査で否決となってしまったので、当社では融資出来ないが、借金の負担を軽減させるために信頼できる弁護士先生を紹介する」と話を切り出すのが常套手段のようです。
このことを良いきっかけとして、本人も納得して債務整理を依頼するのであれば、それも選択のひとつかもしれませんが、このようなカラクリがあることは知っておくべきでしょう。
もちろん、このような会社とグルになって集客している弁護士、司法書士は、かなりモラルの低い事務所であることも否定できません。


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