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奨学金がキャッシングに及ぼす影響

2018年12月18日
消費者金融豆知識
≪奨学金がキャッシングに及ぼす影響≫

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【奨学金という名の借金】


以前、当サイトでは、
若者の自己破産・債務整理に一言!
という記事を投稿して、20代の若い世代の自己破産や債務整理が増加してきているという現象に警鐘を鳴らしました。

そこでは、主な原因として、

・若者が借金をすることへの抵抗がなくなった。
・債務整理の認知度が高まり、債務整理をすることに抵抗がなくなった。
・グレーゾーン時代が終わって、債務整理をしても大幅な減額が図れなくなった。

という観点で解説をしましたが、もうひとつ見逃せない要因として、「奨学金」の影響があります。

日本学生支援機構(JASSO)の統計では、現在、若者の大学進学率は、57%を超えていて、その進学者の2.7人に1人は奨学金を利用しているという統計もあります。

奨学金は、最大利用した場合、卒業時に500万円を超える負債を背負うことになり、返済は、単純計算でも、月々2.5万円で約20年続くことになります。

まさに、大卒の若者の5人に2人が、この「奨学金」という名の多額の借金を背負って、社会人のスタートをむかえているのが現状なのです。


【奨学金は信用情報に掲載されない!?】


良いことなのか、悪いことなのかは、わかりませんが、この奨学金については、通常に返済をしている限りは、個人信用情報には掲載されることはありません。

個人信用情報に掲載されないので、もちろん、カードローンの審査でもバレることはありません。

このため、カードローン会社などは、多額の奨学金という名の借金があることを知らずに、融資をしてしまうことになってしまいます。

かつて知り合いの金融マンが、「最近は、わずか100万円ほどの借金で、すぐに音を上げて自己破産する若者が多い」という趣旨の話をしていましたが、その背景には、こういったことがあるのかもしれません。

但し、日本学生支援機構(JASSO)は、全国銀行個人信用情報センター(KSC)に加盟をしているので、延滞が3カ月以上続いた場合は、事故情報が信用情報に登録されることになります。

KSCは、他機関の、CICやJICCとも情報交流をしているので、この事故情報は各指定信用情報機関に共有され、カードローンの審査でも把握されることになってしまいます。





奨学金の情報は通常、信用情報には掲載されません。
3カ月以上延滞が続いた場合にはじめて「事故債権」として登録されます。

日本学生支援機構(JASSO)では、延滞債権の回収のため、信用情報に掲載されている情報を利用するとしています。





【若者が中小消費者金融で借りるには】


ここ数年、大手カードローン会社では、デジタルリテラシーの高い、若者をターゲットとして、ブランドをスタートさせる動きもありました。
(参考記事:若者への融資は積極派?消極派?

しかし、このような奨学金の実態を踏まえても、大手で借りつくした、若者が、さらに中小消費者金融を利用するのは、今後も困難が予想されます。

若い世代の方が、中小消費者金融にキャッシングの申込みをする際は、このように厳しい状況であることが前提です。

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中小消費者金融への申込みを検討している、20代前半の方は是非参考にして下さい。


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この記事を書いた人: kintaro
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