若者への融資は積極派?消極派?
≪若者への融資は積極派?消極派?≫
成年年齢が20歳から18歳に引下がる可能性が高いということは、既に多くの方がご存知だと思います。
(現在、政府は、成年年齢を18歳に引下げる民法改正案を閣議決定し、2022年4月1日からの施行を目標に、国会で成立させることを目指しています。)
そうなれば、現在、多くのカードローン会社が20歳以上としている申込み年齢は、18歳以上に引下げられる可能性もあります。
このような中、近年、若年層への融資をめぐって、カードローン業界には、2種類の潮流が発生してきています。
積極的に若者層へ訴求をしてゆく流れと、逆に若者層を敬遠してゆく流れです。
どうしてこのように相反する流れが発生しているのか、今回は、その辺りを徹底解説してゆこうと思います。
2018年4月より、新生銀行グループは、新たな消費者金融ブランド、「レイクALSA」をスタートさせました。
(これまでの銀行カードローンブランドの「新生銀行カードローン レイク」の新規取り扱いは3月末で停止しています。)
このレイクALSAのコンセプトは、デジタルリテラシーの高い、20代、30代の若年層に人工知能(AI)を活用したデジタル機能の充実を図ったサービスの提供を検討してゆくというものであり、明らかに、若者層をターゲットにした商品になっています。
また、それに少し遡る、2016年11月には、みずほ銀行とソフトバンクの共同出資で、「J.Score(ジェイスコア)」という消費者金融を設立しています。
この、J.Score(ジェイスコア)では、ビッグデータとAI(人工知能)を審査に導入していることが特徴です。
申込者が、複数の生活状況に関する質問に回答することで、ビッグデータとAI技術で分析、スコア化(点数化)され、適切な金利や契約限度額が提示されるという仕組みになっています。
これも、デジタルリテラシーの高い、若者層をターゲットにした商品であることは間違いありません。
このようにレイクALSAや、J.Score(ジェイスコア)を代表的な例として、大手消費者金融は、若者層への訴求を積極的に実施してゆく流れにあると思われます。
これは、今に始まったことではありませんが、新たな販路拡大という観点からしても、若者層への訴求は、スケールメリットが重要な大手消費者金融にとっては、ある意味、必然だと言えます。
大手が若者層への融資に対して積極的なことに対して、中小消費者金融は、若者層への融資には消極的です。
中小消費者金融の客層は、大手の審査が通過しなかった方が中心です。
特に、20代前半で大手の審査が通過しない方は、急激に借入れを増やしてしまった方がほとんどです。
そのような状態にある方に、さらに追い貸しをしても、破綻する可能性が高くなります。
それよりも、負債額が安定している、20代後半以降の方に融資する方が、破綻するリスクは低いと見られます。
今回の、成年年齢引下げの民法改正については、弁護士、司法書士会は、慎重な姿勢をとっています。
その理由の最たるものは、新成年の消費者被害の増加が予想されるといったものです。
18歳以上を新成年とすると、契約対象となる人は単純に増えますが、知識、経験が不足している新成年との契約をやたら増やせば、多重債務や、高額商品の購入など、消費者被害にあう人が増加することが懸念されます。
また、新成年に限らず、近年、20代の若者の消費者トラブルが増加傾向にあることを理由として「成年年齢に達して、社会人1年目を過ごす22歳程度までの成人」に対する契約を慎重に行うことも提言しています。
この辺りは、今後、22歳以下の新成人への融資について、なんらかの貸出し規制が設けられるようになるかもしれません。
このように、カードローン会社によっても、それぞれ置かれている立場で、若者層への融資に対する考え方は異なります。
特に、中小消費者金融では、現段階では、20代前半の方は、審査上、不利だと言えます。
当サイトには、「20代前半の方のキャッシンのコツをまとめた記事」があります。
中小消費者金融への申込みを検討している、20代前半の方は是非参考にして下さい。
※最近、安易に「審査が甘い」などの文言を用いて、消費者金融などを紹介するサイトが増えてきていますが、信憑性の低いものも多く鵜呑みにするのは危険です。
当サイトでは金融業界に詳しい専門スタッフがその経験を踏まえて記事を提供しているので、信頼できる内容になっていると自負しています。
安心・安全なキャッシングに是非役立てて下さい。
※安心・安全な審査が通る中堅消費者金融はこちらから探せます。


成年年齢が20歳から18歳に引下がる可能性が高いということは、既に多くの方がご存知だと思います。
(現在、政府は、成年年齢を18歳に引下げる民法改正案を閣議決定し、2022年4月1日からの施行を目標に、国会で成立させることを目指しています。)
そうなれば、現在、多くのカードローン会社が20歳以上としている申込み年齢は、18歳以上に引下げられる可能性もあります。
このような中、近年、若年層への融資をめぐって、カードローン業界には、2種類の潮流が発生してきています。
積極的に若者層へ訴求をしてゆく流れと、逆に若者層を敬遠してゆく流れです。
どうしてこのように相反する流れが発生しているのか、今回は、その辺りを徹底解説してゆこうと思います。
【大手は若者層の獲得に積極的】
2018年4月より、新生銀行グループは、新たな消費者金融ブランド、「レイクALSA」をスタートさせました。
(これまでの銀行カードローンブランドの「新生銀行カードローン レイク」の新規取り扱いは3月末で停止しています。)
このレイクALSAのコンセプトは、デジタルリテラシーの高い、20代、30代の若年層に人工知能(AI)を活用したデジタル機能の充実を図ったサービスの提供を検討してゆくというものであり、明らかに、若者層をターゲットにした商品になっています。
また、それに少し遡る、2016年11月には、みずほ銀行とソフトバンクの共同出資で、「J.Score(ジェイスコア)」という消費者金融を設立しています。
この、J.Score(ジェイスコア)では、ビッグデータとAI(人工知能)を審査に導入していることが特徴です。
申込者が、複数の生活状況に関する質問に回答することで、ビッグデータとAI技術で分析、スコア化(点数化)され、適切な金利や契約限度額が提示されるという仕組みになっています。
これも、デジタルリテラシーの高い、若者層をターゲットにした商品であることは間違いありません。
このようにレイクALSAや、J.Score(ジェイスコア)を代表的な例として、大手消費者金融は、若者層への訴求を積極的に実施してゆく流れにあると思われます。
これは、今に始まったことではありませんが、新たな販路拡大という観点からしても、若者層への訴求は、スケールメリットが重要な大手消費者金融にとっては、ある意味、必然だと言えます。
【中小は若者層への融資は消極的】
大手が若者層への融資に対して積極的なことに対して、中小消費者金融は、若者層への融資には消極的です。
中小消費者金融の客層は、大手の審査が通過しなかった方が中心です。
特に、20代前半で大手の審査が通過しない方は、急激に借入れを増やしてしまった方がほとんどです。
そのような状態にある方に、さらに追い貸しをしても、破綻する可能性が高くなります。
それよりも、負債額が安定している、20代後半以降の方に融資する方が、破綻するリスクは低いと見られます。
特に20歳そこそこの年齢だと、中小消費者金融では審査が厳しくなる可能性が高いです。
若者がキャッシングするコツはこちらの記事に詳しいので要チェックです。
・若年層のキャッシングについて
・若年層のキャッシングは精神論で決まる!
若者がキャッシングするコツはこちらの記事に詳しいので要チェックです。
・若年層のキャッシングについて
・若年層のキャッシングは精神論で決まる!
【弁護士、司法書士会は慎重姿勢】
今回の、成年年齢引下げの民法改正については、弁護士、司法書士会は、慎重な姿勢をとっています。
その理由の最たるものは、新成年の消費者被害の増加が予想されるといったものです。
18歳以上を新成年とすると、契約対象となる人は単純に増えますが、知識、経験が不足している新成年との契約をやたら増やせば、多重債務や、高額商品の購入など、消費者被害にあう人が増加することが懸念されます。
また、新成年に限らず、近年、20代の若者の消費者トラブルが増加傾向にあることを理由として「成年年齢に達して、社会人1年目を過ごす22歳程度までの成人」に対する契約を慎重に行うことも提言しています。
この辺りは、今後、22歳以下の新成人への融資について、なんらかの貸出し規制が設けられるようになるかもしれません。
【若者が中小消費者金融を利用するには】
このように、カードローン会社によっても、それぞれ置かれている立場で、若者層への融資に対する考え方は異なります。
特に、中小消費者金融では、現段階では、20代前半の方は、審査上、不利だと言えます。
当サイトには、「20代前半の方のキャッシンのコツをまとめた記事」があります。
中小消費者金融への申込みを検討している、20代前半の方は是非参考にして下さい。
※最近、安易に「審査が甘い」などの文言を用いて、消費者金融などを紹介するサイトが増えてきていますが、信憑性の低いものも多く鵜呑みにするのは危険です。
当サイトでは金融業界に詳しい専門スタッフがその経験を踏まえて記事を提供しているので、信頼できる内容になっていると自負しています。
安心・安全なキャッシングに是非役立てて下さい。
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