プロの債権回収テクニック教えます!
≪プロの債権回収テクニック教えます!≫
かつて当サイトでは、消費者金融の債権回収の手順について解説をして、ご好評を頂きました。
※参考記事:消費者金融の債権回収を徹底解説
※参考記事:消費者金融の貸倒債権の回収について
今回は、さらに、債権回収の「手順」だけでなく、もっと生々しい「テクニック」について、その一部を紹介してゆきたいと思います。
えっ、一部ではなく全部を教えろって!?
本当は、知っている全部を明かしたいところではありますが、まだまだ業界には知り合いもいる立場なので、その辺りをご理解頂き、どうかお手柔らかにお願い致します。(笑)
現実の消費者金融の債権回収は、ドラマのように派手なことはほとんどありません。
特に、長期滞納者の回収業務は、地道な努力の積み重ねです。
定期的に、
・督促状の発行
・住民票の申請
・指定信用情報機関の照会
などの、きめ細かい作業を繰り返して、その内のほとんどが徒労になってしまうといった気の遠くなる作業です。
それだけに、これまで全く連絡が取れなかった長期滞納者とやっと連絡が取れた時は、喜びもひとしおということになります。
しかし、ここで慌ててはいけません。
長期滞納者と連絡が取れたら、もちろん返済を請求するわけですが、いきなり、強引な返済を迫るのは絶対にNGなんです。
長期滞納者と連絡が取れたら、まずは、何よりも生活状況の確認を行うことが重要です。
具体的には、住所、連絡先、勤務先の確認です。
この確認をしないまま、いきなり強引な請求をして、また逃げられてしまったら元も子もありません。
また、ここで勤務先を確認しておけば、相手は以後、逃げにくくなりますし、交渉が決裂したら、給料差押えという手段をとることも出来ます。
まずは冷静に、落ち着いて、情報収集に努めましょう。
「〇〇さん、今までどうしてたんですか。心配してたんですよ。」
なんて、声がかけれれば満点です。
長期滞納者は、とっくに「期限の利益を喪失」しているので、請求額は、原則、全額一括とするのが基本です。
しかし、よほど運が良くなければ、一括では回収出来ないのもまた事実です。
そもそも資力に乏しいからこそ延滞しているのであって、まともに返済出来るなら、最初から延滞なんかしていません。
しかし、まずは、少額でもいいので返済を再開させることが重要です。
これは、返済意欲を持たせるためもありますが、「時効」の問題が大きく関係してきます。
消費者金融の借入れの時効は最終取引日から5年です。
このため、少額でも返済があれば、時効はそこから5年間の振り出しに戻ることになります。
また、仮に、5年以上経過していても、返済があれば時効は中断され、同じく時効は振り出しに戻ることになります。
このように、たとえ少額でも、返済を再開させることには、大きな意味があるのです。
このように、長期滞納者の回収業務は、意外に繊細なやり取りです。
猪突猛進さよりも老獪さが求められる仕事です。
※最近、安易に「審査が甘い」などの文言を用いて、消費者金融などを紹介する
サイトが増えてきていますが、信憑性の低いものも多く鵜呑みにするのは危険です。
当サイトでは金融業界に詳しい専門スタッフがその経験を踏まえて記事を提供しているので、信頼できる内容になっていると自負しています。
安心・安全なキャッシングに是非役立てて下さい。
※安心・安全な審査が通る中堅消費者金融はこちらから探せます。


かつて当サイトでは、消費者金融の債権回収の手順について解説をして、ご好評を頂きました。
※参考記事:消費者金融の債権回収を徹底解説
※参考記事:消費者金融の貸倒債権の回収について
今回は、さらに、債権回収の「手順」だけでなく、もっと生々しい「テクニック」について、その一部を紹介してゆきたいと思います。
えっ、一部ではなく全部を教えろって!?
本当は、知っている全部を明かしたいところではありますが、まだまだ業界には知り合いもいる立場なので、その辺りをご理解頂き、どうかお手柔らかにお願い致します。(笑)
【回収作業はつらいよ!?】
現実の消費者金融の債権回収は、ドラマのように派手なことはほとんどありません。
特に、長期滞納者の回収業務は、地道な努力の積み重ねです。
定期的に、
・督促状の発行
・住民票の申請
・指定信用情報機関の照会
などの、きめ細かい作業を繰り返して、その内のほとんどが徒労になってしまうといった気の遠くなる作業です。
それだけに、これまで全く連絡が取れなかった長期滞納者とやっと連絡が取れた時は、喜びもひとしおということになります。
しかし、ここで慌ててはいけません。
長期滞納者と連絡が取れたら、もちろん返済を請求するわけですが、いきなり、強引な返済を迫るのは絶対にNGなんです。
【まずは生活状況の確認】
長期滞納者と連絡が取れたら、まずは、何よりも生活状況の確認を行うことが重要です。
具体的には、住所、連絡先、勤務先の確認です。
この確認をしないまま、いきなり強引な請求をして、また逃げられてしまったら元も子もありません。
また、ここで勤務先を確認しておけば、相手は以後、逃げにくくなりますし、交渉が決裂したら、給料差押えという手段をとることも出来ます。
まずは冷静に、落ち着いて、情報収集に努めましょう。
「〇〇さん、今までどうしてたんですか。心配してたんですよ。」
なんて、声がかけれれば満点です。
【少額でもいいので返済を再開させる】
長期滞納者は、とっくに「期限の利益を喪失」しているので、請求額は、原則、全額一括とするのが基本です。
しかし、よほど運が良くなければ、一括では回収出来ないのもまた事実です。
そもそも資力に乏しいからこそ延滞しているのであって、まともに返済出来るなら、最初から延滞なんかしていません。
しかし、まずは、少額でもいいので返済を再開させることが重要です。
これは、返済意欲を持たせるためもありますが、「時効」の問題が大きく関係してきます。
消費者金融の借入れの時効は最終取引日から5年です。
このため、少額でも返済があれば、時効はそこから5年間の振り出しに戻ることになります。
また、仮に、5年以上経過していても、返済があれば時効は中断され、同じく時効は振り出しに戻ることになります。
このように、たとえ少額でも、返済を再開させることには、大きな意味があるのです。
このように、長期滞納者の回収業務は、意外に繊細なやり取りです。
猪突猛進さよりも老獪さが求められる仕事です。
実現する見込みのない一括返済にこだわるよりも、少額でも返済開始させることの方が現実的かつ、メリットが高いんだ。
※最近、安易に「審査が甘い」などの文言を用いて、消費者金融などを紹介する
サイトが増えてきていますが、信憑性の低いものも多く鵜呑みにするのは危険です。
当サイトでは金融業界に詳しい専門スタッフがその経験を踏まえて記事を提供しているので、信頼できる内容になっていると自負しています。
安心・安全なキャッシングに是非役立てて下さい。
※安心・安全な審査が通る中堅消費者金融はこちらから探せます。



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