業務経験者が語る消費者金融の審査手法!
≪業務経験者が語る消費者金融の審査手法!≫
消費者金融の審査は具体的にどのように行われているのでしょうか。
当サイトでは、これまで数多くの、消費者金融業務経験者へのインタビューや取材を実施しており、その中で、消費者金融の審査手法についても情報収集してきました。
もちろん、各消費者金融によって審査基準の違いはありますが、大まかな審査の流れについては、実はどの会社もほぼ違いはありません。
今回は、中堅消費者金融の具体的な審査手法について、わかりやすく、時系列でまとめてみました。
業務経験者の実体験に基づいているので、参考になると思います。
消費者金融の審査は、いわゆる「仮審査(一次審査)」と「本審査(二次審査)」の二段階に分かれているケースがほとんどです。
大まかなイメージとしては、以下のようなものです。
●「仮審査(一次審査)」・・属性審査と信用情報機関での返済能力調査
●「本審査(二次審査)」・・各種書類提出、在籍確認、ヒアリングなど
就職の面接に例えるなら、仮審査は履歴書だけの書類選考。本審査は面談といったところでしょうか。
ともかく、まずは、仮審査に通過しなければ、次の審査にはすすめません。
申込みフォームから、申込みがあれば、まずは、属性審査が行われます。
属性審査とは、大きく以下の2種類に分かれます。
①過去、現在の利用者ではないか。過去申込みがあった客ではないかの確認
②審査受付基準を満たしているか
①の作業は自社システムのデータベースと照合して、同一人物ではないか確認を取ります。
②の作業は、各会社によって、基準が異なっています。
例えば、
・年収額100万円以下は審査対象としない
・水商売は審査しない
・勤続年数3カ月未満は審査しない
など、各会社が審査マニュアルなどで取り決めた基準で、スクリーニング(ふるいわけ)をすることになります。
この基準については、各社、公表していませんし、随時、見直しされているので、時代に合わせて変化していっています。
中堅消費者金融の場合は、このふるいわけで、全体の30%ほどの人が残念ながら否決になってしまうようです。
ふるいわけに残った申込みは、指定信用情報機関に照会され、他社の借入額や返済状況をチェックされることになります。
具体的には以下のような内容であれば、否決となってしまう可能性が高くなります。
・総量規制対象(借入れ額が年収の3分の1を超えている)
・「延滞」、「債権回収」などの事故情報が発生している
・1年以内に著しい頻度や日数の返済遅延がある
・総量規制の範囲内だがその他のローンも合わせて負債額が多い
但し、近年の中堅消費者金融は、過去に自己破産や債務整理をした方でも審査対象としている会社は多いので、そのような情報が発生していても問題はないでしょう。
結局、この仮審査(一次審査)を通過する人は、申込者全体の30%ほどの人しかいないようです。


仮審査が通過すれば、消費者金融から通知や連絡が入り、本審査へ移行することになります。
本人確認書類、収入証明など各種書類の提出を求められます。
(消費者金融によっては、申込み内容を申込みフォームに入力する際、あわせて提出を求めている会社もあります。)
提出方法は、画像をアップロードしたり、メール、FAXなどでも対応しています。
ポイントは、免許証、保険証などの本人確認書類の提出は、どこの会社も必須ですが、収入証明は必須としていない会社もあるということです。
具体的には、
「自社からの貸付けが50万円以内で複数の貸金業者からの貸付け合計が100万円以内」
の場合は、消費者金融も収入証明を徴求する義務はないので、不要としている会社もあります。
(但し、貸付け金額によらず、一律徴求している会社もあります。)
※参照記事:収入を明らかにする書面の提出をしなくて良い場合もあります
在籍確認は、原則、
①携帯電話
②自宅固定電話
③勤務先電話
でそれぞれ行われます。
但し、最近は自宅に固定電話がなかったり、勤務先での在籍確認が個人情報の関係で取れないケースも増えてきています。
そのような場合は、公共料金明細など居住を証明出来る書類や、給料明細などの提出を求められるケースもあります。
また、在籍確認で心配なことは、家族や同僚にバレてしまうことがないかということでしょう。
一応、消費者金融も個人名で電話をするよう配慮していますが、いきなり、自宅や勤務先に知らない人から電話がかかってくるのも不自然です。
この辺りは、電話をする時間帯など含め、消費者金融の担当とよく相談しておいた方がよいでしょう。
消費者金融によっては、申込みフォームに入力した簡易な内容だけではなく、細かな生活状況を直接確認して、最終審査をしている会社があります。
これは、一見、面倒に思えるかもしれませんが、申込者にとってもチャンスかもしれません。
通常、ヒアリングが行われるのは、属性審査や返済能力調査なども通過している、最終段階です。
よほどの悪印象を与えるか、思わぬ悪条件が判明しない限り、通過することがほとんどです。
逆に、先方担当と直接、話が出来る機会に、返済意志を示すことが出来れば、思わぬ、限度額UPの決裁が出ることも十分、有り得ます。
※最近、安易に「審査が甘い」などの文言を用いて、消費者金融などを紹介する
サイトが増えてきていますが、信憑性の低いものも多く鵜呑みにするのは危険です。
当サイトでは金融業界に詳しい専門スタッフがその経験を踏まえて記事を提供しているので、信頼できる内容になっていると自負しています。
安心・安全なキャッシングに是非役立てて下さい。
※安心・安全な審査が通る中堅消費者金融はこちらから探せます。


消費者金融の審査は具体的にどのように行われているのでしょうか。
当サイトでは、これまで数多くの、消費者金融業務経験者へのインタビューや取材を実施しており、その中で、消費者金融の審査手法についても情報収集してきました。
もちろん、各消費者金融によって審査基準の違いはありますが、大まかな審査の流れについては、実はどの会社もほぼ違いはありません。
今回は、中堅消費者金融の具体的な審査手法について、わかりやすく、時系列でまとめてみました。
業務経験者の実体験に基づいているので、参考になると思います。
【仮審査(一次審査)と本審査(二次審査)がある】
消費者金融の審査は、いわゆる「仮審査(一次審査)」と「本審査(二次審査)」の二段階に分かれているケースがほとんどです。
大まかなイメージとしては、以下のようなものです。
●「仮審査(一次審査)」・・属性審査と信用情報機関での返済能力調査
●「本審査(二次審査)」・・各種書類提出、在籍確認、ヒアリングなど
就職の面接に例えるなら、仮審査は履歴書だけの書類選考。本審査は面談といったところでしょうか。
ともかく、まずは、仮審査に通過しなければ、次の審査にはすすめません。
【仮審査(一次審査)】
※まずは属性審査
申込みフォームから、申込みがあれば、まずは、属性審査が行われます。
属性審査とは、大きく以下の2種類に分かれます。
①過去、現在の利用者ではないか。過去申込みがあった客ではないかの確認
②審査受付基準を満たしているか
①の作業は自社システムのデータベースと照合して、同一人物ではないか確認を取ります。
②の作業は、各会社によって、基準が異なっています。
例えば、
・年収額100万円以下は審査対象としない
・水商売は審査しない
・勤続年数3カ月未満は審査しない
など、各会社が審査マニュアルなどで取り決めた基準で、スクリーニング(ふるいわけ)をすることになります。
この基準については、各社、公表していませんし、随時、見直しされているので、時代に合わせて変化していっています。
中堅消費者金融の場合は、このふるいわけで、全体の30%ほどの人が残念ながら否決になってしまうようです。
※返済能力調査
ふるいわけに残った申込みは、指定信用情報機関に照会され、他社の借入額や返済状況をチェックされることになります。
具体的には以下のような内容であれば、否決となってしまう可能性が高くなります。
・総量規制対象(借入れ額が年収の3分の1を超えている)
・「延滞」、「債権回収」などの事故情報が発生している
・1年以内に著しい頻度や日数の返済遅延がある
・総量規制の範囲内だがその他のローンも合わせて負債額が多い
但し、近年の中堅消費者金融は、過去に自己破産や債務整理をした方でも審査対象としている会社は多いので、そのような情報が発生していても問題はないでしょう。
結局、この仮審査(一次審査)を通過する人は、申込者全体の30%ほどの人しかいないようです。

【本審査(二次審査)】
仮審査が通過すれば、消費者金融から通知や連絡が入り、本審査へ移行することになります。
※各種書類提出
本人確認書類、収入証明など各種書類の提出を求められます。
(消費者金融によっては、申込み内容を申込みフォームに入力する際、あわせて提出を求めている会社もあります。)
提出方法は、画像をアップロードしたり、メール、FAXなどでも対応しています。
ポイントは、免許証、保険証などの本人確認書類の提出は、どこの会社も必須ですが、収入証明は必須としていない会社もあるということです。
具体的には、
「自社からの貸付けが50万円以内で複数の貸金業者からの貸付け合計が100万円以内」
の場合は、消費者金融も収入証明を徴求する義務はないので、不要としている会社もあります。
(但し、貸付け金額によらず、一律徴求している会社もあります。)
※参照記事:収入を明らかにする書面の提出をしなくて良い場合もあります
※在籍確認
在籍確認は、原則、
①携帯電話
②自宅固定電話
③勤務先電話
でそれぞれ行われます。
但し、最近は自宅に固定電話がなかったり、勤務先での在籍確認が個人情報の関係で取れないケースも増えてきています。
そのような場合は、公共料金明細など居住を証明出来る書類や、給料明細などの提出を求められるケースもあります。
また、在籍確認で心配なことは、家族や同僚にバレてしまうことがないかということでしょう。
一応、消費者金融も個人名で電話をするよう配慮していますが、いきなり、自宅や勤務先に知らない人から電話がかかってくるのも不自然です。
この辺りは、電話をする時間帯など含め、消費者金融の担当とよく相談しておいた方がよいでしょう。
※ヒアリングなど
消費者金融によっては、申込みフォームに入力した簡易な内容だけではなく、細かな生活状況を直接確認して、最終審査をしている会社があります。
これは、一見、面倒に思えるかもしれませんが、申込者にとってもチャンスかもしれません。
通常、ヒアリングが行われるのは、属性審査や返済能力調査なども通過している、最終段階です。
よほどの悪印象を与えるか、思わぬ悪条件が判明しない限り、通過することがほとんどです。
逆に、先方担当と直接、話が出来る機会に、返済意志を示すことが出来れば、思わぬ、限度額UPの決裁が出ることも十分、有り得ます。
※最近、安易に「審査が甘い」などの文言を用いて、消費者金融などを紹介する
サイトが増えてきていますが、信憑性の低いものも多く鵜呑みにするのは危険です。
当サイトでは金融業界に詳しい専門スタッフがその経験を踏まえて記事を提供しているので、信頼できる内容になっていると自負しています。
安心・安全なキャッシングに是非役立てて下さい。
※安心・安全な審査が通る中堅消費者金融はこちらから探せます。



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