元社員が語る、いまどきの消費者金融マンの特徴
≪元社員が語る、いまどきの消費者金融マンの特徴≫
ひと昔前までは、見た目でその人の職業がわかったものです。
例えば、
といった具合に、どの職業の人も、だいたいひとめで、それとわかる格好をしていたものでした。
しかし、最近は、すっかり世の中の傾向は変わってしまい、ヤクザのような素人もいれば、素人のようなヤクザだっていたりします。
また、風俗嬢やホステスと女子大生の区別もつかない人も多いのではないでしょうか。
このような中、もはや、「ファッションがその人の職業を語る」ということは、なくなってきているようです。
その傾向は消費者金融の従業員も同じです。
銀行傘下にある、大手消費者金融では、華美な格好は敬遠されていますし、茶髪や派手な柄シャツなどはもっての他でしょう。
中小消費者金融業者でも、よくドラマなどに登場する、いかにもそれっぽい従業員は、最近、めっきり見かけなくなりました。
地方都市では稀に存在しますが、徐々に「重要文化財」の扱いになってきていることは否めないでしょう。
このように、いまどきの消費者金融マンは、かつてのような、わかりやすい特徴の人は少なくなってきています。
今回は、サイトの主旨とはちょっと外れるかもしれませんが、元消費者金融マンであった筆者が、いまどきの消費者金マンの特徴についてお教えしましょう。
(尚、内容は全て筆者の経験に基づく、独断と偏見ですので悪しからず。)
貸金業者の数は、ピークの昭和61年には47,504件もありましたが、平成29年3月には、1,865件まで激減しています。
ここまで業者数が減少している背景には、段階的な利息の引き下げや、過払い問題、等々、様々な要因があります。
また、廃業していなくとも、業務縮小を余儀なくされた業者も多くあります。
そのような中、消費者金融業界が、若手にとって将来性の有る、魅力ある業種にうつらないのはやむを得ないでしょう。
そもそも、ごく少数の業者しか求人募集を行っていません。
中小消費者金融の仕事は、「爽やか」とは程遠い、地味で陰湿な内容が多くあります。
融資業務のヒアリングでは、数多くの顧客の生活状況を詮索したり、回収業務では、行方不明者の調査をしたりと、まるで刑事か探偵のようなことも行います。
このような、仕事を長くやっていると、一見、何を考えているのかわからない、なんとも言えない、怪しい雰囲気をまとった社員もでてきます。
俳優で言えば、岸部一徳、小日向文世、をもっと、くたびれさせた感じでしょうか。
しかし、残念なことに、当の本人は、自分の怪しさにあまり気が付いていないことが多いようです。
「どうしてこの人は人間をそんなに疑り深く見るのだろう」
と思える、どこか性格が偏った人物がいたら、ひょっとしてそうかもしれません。
大手と違い、中小消費者金融業界はニッチで内向的です。
異業種はもちろん、同業者での交流もあまりありません。
かつて貸金業協会が各都道府県にあったころは、まだ同業者での交流や情報交換の機会はありましたが、現在、中小消費者金融の親睦団体のようなものはなく、ほとんどが独自路線です。
自然、内向的で内弁慶な社員が多くなったりします。
消費者金融は、その仕事柄、弁護士や司法書士との交渉、裁判所への出廷などの業務が日常的にあります。
また、貸金業務取扱主任者の試験でも民法は必須です。
そのため、民事に関して、ある程度の見識を持っている人が多く、民事にやたら詳しかったりします。
特に、「債権債務」といったワードに敏感に反応する人は、ひょっとするとそうかもしれませんね。
とまあ、いろいろ書きましたが、元同業者の筆者としては、決して悪口のつもりはなく、同胞へのエールのようなものです。
強面社員が減少しているなか、彼らには是非頑張って欲しいと思う次第です。
※最近、安易に「審査が甘い」などの文言を用いて、消費者金融などを紹介するサイトが増えてきていますが、信憑性の低いものも多く鵜呑みにするのは危険です。
当サイトでは金融業界に詳しい専門スタッフがその経験を踏まえて記事を提供しているので、信頼できる内容になっていると自負しています。
安心・安全なキャッシングに是非役立てて下さい。
※安心・安全な審査が通る中堅消費者金融はこちらから探せます。


ひと昔前までは、見た目でその人の職業がわかったものです。
例えば、
- 大工さん、とび職、建築は、ハッピやニッカポッカ
- 銀行員は、眼鏡に七三分けの髪型
- 刑事の張り込みは作業ジャンパー
といった具合に、どの職業の人も、だいたいひとめで、それとわかる格好をしていたものでした。
しかし、最近は、すっかり世の中の傾向は変わってしまい、ヤクザのような素人もいれば、素人のようなヤクザだっていたりします。
また、風俗嬢やホステスと女子大生の区別もつかない人も多いのではないでしょうか。
このような中、もはや、「ファッションがその人の職業を語る」ということは、なくなってきているようです。
その傾向は消費者金融の従業員も同じです。
銀行傘下にある、大手消費者金融では、華美な格好は敬遠されていますし、茶髪や派手な柄シャツなどはもっての他でしょう。
中小消費者金融業者でも、よくドラマなどに登場する、いかにもそれっぽい従業員は、最近、めっきり見かけなくなりました。
地方都市では稀に存在しますが、徐々に「重要文化財」の扱いになってきていることは否めないでしょう。
このように、いまどきの消費者金融マンは、かつてのような、わかりやすい特徴の人は少なくなってきています。
今回は、サイトの主旨とはちょっと外れるかもしれませんが、元消費者金融マンであった筆者が、いまどきの消費者金マンの特徴についてお教えしましょう。
ファイナンス系は昔は派手だったけど、最近はそんな人はあまり見かけないよね。
(尚、内容は全て筆者の経験に基づく、独断と偏見ですので悪しからず。)
①若手が少ない
貸金業者の数は、ピークの昭和61年には47,504件もありましたが、平成29年3月には、1,865件まで激減しています。
ここまで業者数が減少している背景には、段階的な利息の引き下げや、過払い問題、等々、様々な要因があります。
また、廃業していなくとも、業務縮小を余儀なくされた業者も多くあります。
そのような中、消費者金融業界が、若手にとって将来性の有る、魅力ある業種にうつらないのはやむを得ないでしょう。
そもそも、ごく少数の業者しか求人募集を行っていません。
②実は、地味で陰湿だったりする
中小消費者金融の仕事は、「爽やか」とは程遠い、地味で陰湿な内容が多くあります。
融資業務のヒアリングでは、数多くの顧客の生活状況を詮索したり、回収業務では、行方不明者の調査をしたりと、まるで刑事か探偵のようなことも行います。
このような、仕事を長くやっていると、一見、何を考えているのかわからない、なんとも言えない、怪しい雰囲気をまとった社員もでてきます。
俳優で言えば、岸部一徳、小日向文世、をもっと、くたびれさせた感じでしょうか。
しかし、残念なことに、当の本人は、自分の怪しさにあまり気が付いていないことが多いようです。
「どうしてこの人は人間をそんなに疑り深く見るのだろう」
と思える、どこか性格が偏った人物がいたら、ひょっとしてそうかもしれません。
③社交性がまるでない
大手と違い、中小消費者金融業界はニッチで内向的です。
異業種はもちろん、同業者での交流もあまりありません。
かつて貸金業協会が各都道府県にあったころは、まだ同業者での交流や情報交換の機会はありましたが、現在、中小消費者金融の親睦団体のようなものはなく、ほとんどが独自路線です。
自然、内向的で内弁慶な社員が多くなったりします。
④民事には詳しかったりする
消費者金融は、その仕事柄、弁護士や司法書士との交渉、裁判所への出廷などの業務が日常的にあります。
また、貸金業務取扱主任者の試験でも民法は必須です。
そのため、民事に関して、ある程度の見識を持っている人が多く、民事にやたら詳しかったりします。
特に、「債権債務」といったワードに敏感に反応する人は、ひょっとするとそうかもしれませんね。
とまあ、いろいろ書きましたが、元同業者の筆者としては、決して悪口のつもりはなく、同胞へのエールのようなものです。
強面社員が減少しているなか、彼らには是非頑張って欲しいと思う次第です。
※最近、安易に「審査が甘い」などの文言を用いて、消費者金融などを紹介するサイトが増えてきていますが、信憑性の低いものも多く鵜呑みにするのは危険です。
当サイトでは金融業界に詳しい専門スタッフがその経験を踏まえて記事を提供しているので、信頼できる内容になっていると自負しています。
安心・安全なキャッシングに是非役立てて下さい。
※安心・安全な審査が通る中堅消費者金融はこちらから探せます。



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