消費者金融の集金ノウハウ教えます (その① 事前準備)
≪消費者金融の集金ノウハウ教えます (その① 事前準備)≫
最近の消費者金融は集金に行くことが少ないらしいですね。
営業スタイルを、地域密着型から全国展開型へ変更している会社が多いから、そもそも訪問可能な範囲に顧客が住んでいないというのも理由の一つでしょう。
若い社員の中には、一度も集金に出たことがない人もいるんじゃないでしょうか。
筆者が若いころは、業務の大半が訪問集金でした。
ホント、朝から晩までしょっちゅう行かされたもんです。
でも訪問集金なんて、むやみやたらに行っても、その多くが、不在で、ポストにただ督促状を置いてくるだけで終わってしまうことになってしまいます。
まあ、集金に行ったふりして遊んでるような従業員も結構いましたけど。
息抜きのドライブのつもりならいいけど、どうせ行くなら効果的に行くようにしないと駄目ですよね。
そこで今回は、筆者の長年の経験から得た、訪問集金のノウハウについて徹底解説しようと思います。
なので、キャッシング会社の若手は必見です。
あっ、でも、この集金方法は、オリジナルな部分もあるので、キャッシング業者全員が同じことやってるわけではありません。
あと業者の人が同じことをやって、何かあっても、一切責任は持てないので悪しからず。
延滞している顧客、全てに訪問集金を行うことは非効率です。
基本的には、返済が遅れていて連絡が取れない客だけに絞ります。
返済が遅れてから1週間くらいは、電話や郵便督促などで、入金約束をつけて、第一段階の絞り込みをします。
それでも連絡が取れず、残った延滞者が訪問集金対象者になります。
しかし、せっかく訪問に行っても、顧客が転居していたりすることもあるので、出来れば、さらに事前調査で居住確認を取りたいところです。
ここで、活躍するのが、「電報」です。
電報なんて、一般の人には、冠婚葬祭以外あまり馴染みがないかもしれませんが、消費者金融では顧客の居住確認をとる手段としてよく利用されています。
電話連絡がつかない場合、電報を打てば、電報センターの配達員が現地まで、届けに行ってくれます。
そこで、あきらかに転居しているような時は、その結果を教えてくれるので、無駄に訪問にいかなくてすみます。
郵便督促でも、転居していたら、「転居先不明」で郵便が差し戻ってくるので、転居したことがわかりそうなものです。
しかし、転居先に転送されていたり、集合ポスト等に手紙が入れっぱなしになっていたりと、しばらく判明しない場合も多々あります。
これである程度、訪問集金対象者が絞られました。
次は、地域エリアによってある程度分類し、訪問の行程を考えることになります。
訪問の基本は「夜討ち朝駆け」です。
貸金業法で、督促行為は、朝は8時から夜は9時までとされているので、基本的には、その中で、一番メインの顧客への訪問を、朝一番か、夜のラストにもっていくよう行程を組むことになります。
朝の時間を逃すと、顧客が仕事などで外出することも多くなるので、勝負の時間は、それほど長くはありません。
そのため、1回の訪問で、メインに据えれるのは、せいぜい1~2件程度です。
一番、いい時間帯をメイン顧客にあてて、あとは、近所の顧客をついでに回るといったイメージになるでしょう。
さあ、次はいよいよ実践です。次回、(その② 実践)に続く。
※最近、安易に「審査が甘い」などの文言を用いて、消費者金融などを紹介するサイトが増えてきていますが、信憑性の低いものも多く鵜呑みにするのは危険です。
当サイトでは金融業界に詳しい専門スタッフがその経験を踏まえて記事を提供しているので、信頼できる内容になっていると自負しています。
安心・安全なキャッシングに是非役立てて下さい。
※安心・安全な審査が通る中堅消費者金融はこちらから探せます。


最近の消費者金融は集金に行くことが少ないらしいですね。
営業スタイルを、地域密着型から全国展開型へ変更している会社が多いから、そもそも訪問可能な範囲に顧客が住んでいないというのも理由の一つでしょう。
若い社員の中には、一度も集金に出たことがない人もいるんじゃないでしょうか。
筆者が若いころは、業務の大半が訪問集金でした。
ホント、朝から晩までしょっちゅう行かされたもんです。
でも訪問集金なんて、むやみやたらに行っても、その多くが、不在で、ポストにただ督促状を置いてくるだけで終わってしまうことになってしまいます。
まあ、集金に行ったふりして遊んでるような従業員も結構いましたけど。
集金って言って、遊んでた奴も多かったよな~。
どの仕事でも同じだけど、本気でやってるのは2割くらいの社員だよね。
どの仕事でも同じだけど、本気でやってるのは2割くらいの社員だよね。
息抜きのドライブのつもりならいいけど、どうせ行くなら効果的に行くようにしないと駄目ですよね。
そこで今回は、筆者の長年の経験から得た、訪問集金のノウハウについて徹底解説しようと思います。
なので、キャッシング会社の若手は必見です。
あっ、でも、この集金方法は、オリジナルな部分もあるので、キャッシング業者全員が同じことやってるわけではありません。
あと業者の人が同じことをやって、何かあっても、一切責任は持てないので悪しからず。
【事前調査で件数を絞る】
延滞している顧客、全てに訪問集金を行うことは非効率です。
基本的には、返済が遅れていて連絡が取れない客だけに絞ります。
返済が遅れてから1週間くらいは、電話や郵便督促などで、入金約束をつけて、第一段階の絞り込みをします。
それでも連絡が取れず、残った延滞者が訪問集金対象者になります。
しかし、せっかく訪問に行っても、顧客が転居していたりすることもあるので、出来れば、さらに事前調査で居住確認を取りたいところです。
ここで、活躍するのが、「電報」です。
電報なんて、一般の人には、冠婚葬祭以外あまり馴染みがないかもしれませんが、消費者金融では顧客の居住確認をとる手段としてよく利用されています。
電話連絡がつかない場合、電報を打てば、電報センターの配達員が現地まで、届けに行ってくれます。
そこで、あきらかに転居しているような時は、その結果を教えてくれるので、無駄に訪問にいかなくてすみます。
郵便督促でも、転居していたら、「転居先不明」で郵便が差し戻ってくるので、転居したことがわかりそうなものです。
しかし、転居先に転送されていたり、集合ポスト等に手紙が入れっぱなしになっていたりと、しばらく判明しない場合も多々あります。
【基本は夜討ち朝駆け】
これである程度、訪問集金対象者が絞られました。
次は、地域エリアによってある程度分類し、訪問の行程を考えることになります。
訪問の基本は「夜討ち朝駆け」です。
貸金業法で、督促行為は、朝は8時から夜は9時までとされているので、基本的には、その中で、一番メインの顧客への訪問を、朝一番か、夜のラストにもっていくよう行程を組むことになります。
朝の時間を逃すと、顧客が仕事などで外出することも多くなるので、勝負の時間は、それほど長くはありません。
そのため、1回の訪問で、メインに据えれるのは、せいぜい1~2件程度です。
一番、いい時間帯をメイン顧客にあてて、あとは、近所の顧客をついでに回るといったイメージになるでしょう。
さあ、次はいよいよ実践です。次回、(その② 実践)に続く。
※最近、安易に「審査が甘い」などの文言を用いて、消費者金融などを紹介するサイトが増えてきていますが、信憑性の低いものも多く鵜呑みにするのは危険です。
当サイトでは金融業界に詳しい専門スタッフがその経験を踏まえて記事を提供しているので、信頼できる内容になっていると自負しています。
安心・安全なキャッシングに是非役立てて下さい。
※安心・安全な審査が通る中堅消費者金融はこちらから探せます。



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