キャッシングはファイルDが重要
≪キャッシングはファイルDが重要≫
キャッシング審査において、指定信用情報機関で他社の借入れ状況を調査されることは、ご存知の方も多いと思います。
しかし、一口に、借入れと言っても、様々な種類があります。例えば、消費者金融からのキャッシング、銀行からのキャッシング、ショッピングローン、住宅ローン、マイカーローン、また、最近ではスマートフォンのローンなど多種多様です。
では、どのような借入れが審査では重要になってくるのでしょうか。
今回は、多くの消費者金融会社が利用している、(株)日本信用情報機構(JICC)を例にして解説してゆきます。
JICC情報は、大別すると下記2種類の情報で構成されています。
上記の例で言えば、
消費者金融にキャッシングの申込みをした場合、このファイルDとファイルMの両方の情報が、確認されることになります。
キャッシング審査で主要となるのは、やはり他社でのキャッシング状況が掲載されている、「ファイルD」になります。
また、ファイルDの情報も、総量規制対象と対象外の借入れの2種類に分類されています。
大まかに以下のようなイメージです。
この内、総量規制対象の借入額が年収の3分の1、目一杯あるような場合は、どんなにその他の条件がよくても、フリーローンの審査は通過しません。
逆に、総量規制対象外の借入額が、年収の3分の1を超えていても、よほど極端な負債額でない限り審査は通過する可能性はあります。
また、このファイルDの内、消費者金融など貸金業者からの借入れについては、JICCとCICは情報交流を行っています。
そのため、JICCに未加入だが、CICにだけ加入している業者からの借入れも、JICC情報に掲載されることになっています。
このように、ファイルDには、貸金業者からの借入れは、ほぼ全てが網羅されているというスタンスになっています。
ファイルM情報は、主に、ショッピングローンなどのクレジットの情報です。
しかし、全てのショッピングローンの情報が網羅されているわけではありません。
そもそも、JICCは割賦販売法に基づく指定信用情報機関ではないので、ショッピングローンの取り扱いを行っている信販、クレジット会社は、CICに加盟する必要はあっても、JICCに加盟する必要はありません。
このため、ファイルMに掲載されているショッピングローンの情報は、JICCに加盟している信販、クレジット会社だけの情報で、JICCに加盟していない信販、クレジット会社からの情報は掲載されていません。
また、入金などの情報更新も、ファイルDの貸金業者からの借入れ情報が、日次更新(毎日更新)なのに対して、ファイルMは、月次更新(毎月1回)の更新なので、リアルタイムの情報ではありません。
このため、消費者金融でのキャッシング審査では、ファイルMは参考程度にしか見られていないようです。
このように、キャッシングの審査において、他社でのキャッシング情報は、ほぼ全ての借入れが網羅され、情報も日々更新していますが、ショッピングローンなどの情報は、全ての借入れが網羅されておらず、情報も1カ月に1回しか更新していない状態です。
このようなことからも、よほどの長期延滞や負債過多の状態でなければ、ショッピングローンや住宅ローンなどのファイルM情報が、キャッシングの審査に及ぼす影響はほとんどないと思われます。
逆に言えば、過去にショッピングローンで多少の延滞があっても、キャッシングの返済がきちんと出来ていれば、キャッシングの審査は通過する可能性が十分にあると言えます。
※最近、安易に「審査が甘い」などの文言を用いて、消費者金融などを紹介するサイトが増えてきていますが、信憑性の低いものも多く鵜呑みにするのは危険です。
当サイトでは金融業界に詳しい専門スタッフがその経験を踏まえて記事を提供しているので、信頼できる内容になっていると自負しています。
安心・安全なキャッシングに是非役立てて下さい。
※安心・安全な審査が通る中堅消費者金融はこちらから探せます。


キャッシング審査において、指定信用情報機関で他社の借入れ状況を調査されることは、ご存知の方も多いと思います。
しかし、一口に、借入れと言っても、様々な種類があります。例えば、消費者金融からのキャッシング、銀行からのキャッシング、ショッピングローン、住宅ローン、マイカーローン、また、最近ではスマートフォンのローンなど多種多様です。
では、どのような借入れが審査では重要になってくるのでしょうか。
今回は、多くの消費者金融会社が利用している、(株)日本信用情報機構(JICC)を例にして解説してゆきます。
信用情報には、「キャッシング情報」と「ショッピング情報」があります。
消費者金融の審査で重視されるのは間違いなく「キャッシング情報」の、いわゆる「ファイルD」です。
消費者金融の審査で重視されるのは間違いなく「キャッシング情報」の、いわゆる「ファイルD」です。
【JICC情報を大別すると】
JICC情報は、大別すると下記2種類の情報で構成されています。
- ①ファイルD: 主にキャッシング情報
- ②ファイルM: 主にショッピングなどのクレジット情報
上記の例で言えば、
- ①ファイルD
- ・・・消費者金融からのキャッシング、銀行からのキャッシング
- ②ファイルM
- ・・・ショッピングローン、住宅ローン、マイカーローン、スマートフォンのローン
といったイメージです。
消費者金融にキャッシングの申込みをした場合、このファイルDとファイルMの両方の情報が、確認されることになります。
【ファイルD情報】
キャッシング審査で主要となるのは、やはり他社でのキャッシング状況が掲載されている、「ファイルD」になります。
また、ファイルDの情報も、総量規制対象と対象外の借入れの2種類に分類されています。
大まかに以下のようなイメージです。
- ①総量規制対象・・・消費者金融などの貸金業者からのキャッシングなど
- ②総量規制対象外・・・銀行カードローンのキャッシングなど
この内、総量規制対象の借入額が年収の3分の1、目一杯あるような場合は、どんなにその他の条件がよくても、フリーローンの審査は通過しません。
逆に、総量規制対象外の借入額が、年収の3分の1を超えていても、よほど極端な負債額でない限り審査は通過する可能性はあります。
また、このファイルDの内、消費者金融など貸金業者からの借入れについては、JICCとCICは情報交流を行っています。
そのため、JICCに未加入だが、CICにだけ加入している業者からの借入れも、JICC情報に掲載されることになっています。
このように、ファイルDには、貸金業者からの借入れは、ほぼ全てが網羅されているというスタンスになっています。
【ファイルM情報】
ファイルM情報は、主に、ショッピングローンなどのクレジットの情報です。
しかし、全てのショッピングローンの情報が網羅されているわけではありません。
そもそも、JICCは割賦販売法に基づく指定信用情報機関ではないので、ショッピングローンの取り扱いを行っている信販、クレジット会社は、CICに加盟する必要はあっても、JICCに加盟する必要はありません。
このため、ファイルMに掲載されているショッピングローンの情報は、JICCに加盟している信販、クレジット会社だけの情報で、JICCに加盟していない信販、クレジット会社からの情報は掲載されていません。
また、入金などの情報更新も、ファイルDの貸金業者からの借入れ情報が、日次更新(毎日更新)なのに対して、ファイルMは、月次更新(毎月1回)の更新なので、リアルタイムの情報ではありません。
このため、消費者金融でのキャッシング審査では、ファイルMは参考程度にしか見られていないようです。
【キャッシング審査にはキャッシングの情報が重視される】
このように、キャッシングの審査において、他社でのキャッシング情報は、ほぼ全ての借入れが網羅され、情報も日々更新していますが、ショッピングローンなどの情報は、全ての借入れが網羅されておらず、情報も1カ月に1回しか更新していない状態です。
このようなことからも、よほどの長期延滞や負債過多の状態でなければ、ショッピングローンや住宅ローンなどのファイルM情報が、キャッシングの審査に及ぼす影響はほとんどないと思われます。
逆に言えば、過去にショッピングローンで多少の延滞があっても、キャッシングの返済がきちんと出来ていれば、キャッシングの審査は通過する可能性が十分にあると言えます。
※最近、安易に「審査が甘い」などの文言を用いて、消費者金融などを紹介するサイトが増えてきていますが、信憑性の低いものも多く鵜呑みにするのは危険です。
当サイトでは金融業界に詳しい専門スタッフがその経験を踏まえて記事を提供しているので、信頼できる内容になっていると自負しています。
安心・安全なキャッシングに是非役立てて下さい。
※安心・安全な審査が通る中堅消費者金融はこちらから探せます。



- 関連記事