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中小消費者金融の特徴を本音で徹底分析

2014年07月21日
審査について
≪中小消費者金融の特徴を本音で徹底分析≫

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当サイトでは、多くの優良中小消費者金融会社を紹介していますが(詳しくは審査が通る中堅消費者金融で確認下さい)、中小の消費者金融会社にはあきらかに大手と違った独特の特徴があります。

筆者はかつて中小の消費者金融に在籍していた経験があり、現在も業界に多くのネットワークがあります。

今回は、対象を「中小消費者金融会社」に絞って、その特徴を業者目線から徹底解説することで中小業者の本音に迫ります。
きっとその中から審査通過のポイントが見えてくるでしょう。





同じ消費者金融でも、大手と中小では全く違います。
当サイトを参考に中小消費者金融の特徴をおさえておきましょう。





○審査は「保守的」

中小消費者金融の審査は、基本、「保守的」です。
その理由は以下のようなことがあげられます。

・従業員が少なく、各分野における調査・研究が不十分。(思い切った方策はなかなか打てない。)

・属性が悪い申込者が多い。(審査は慎重にならざるを得ない。)

・大手と違い、規模が小さいので、あまり不良債権を発生させれない。(審査は慎重にならざるを得ない。)

・大手と違い、コンピューターによる自動審査(オートスコアリング)などの設備はなく、昔ながらの「相手を見て貸す」という方式を採用している会社が多い。

また、新規融資においては、リスク回避のため少額融資しか行わず、高額融資は取引実績を積んでからになります。


○債権管理が重視されます

中小業者の顧客層は大手のそれに比べて属性はかなり劣ります。
したがって不良債権の発生しやすくなります。

かつては、それを高金利で補っていましたが、法改正後はそれもできなくなりました。

大手であれば、もともと優良顧客のうえ融資残高も多いので、一定の不良債権はスケールメリットで十分補えますが、中小業者はそうはいきません。

法律改正で金利収入が激減した現在では不良債権の発生率にはシビアにならざるを得ない状況です。

よって審査でも、他社の返済が、「延滞中」や「頻繫に延滞している」状態の方は嫌われることになります。

また中小業者は大手のような体力はないので、その月の不良債権の発生率が即貸付率にも影響してきます。

したがって、審査基準や貸付率はその月ごとに厳しくなったり甘くなったりムラが発生しがちです。


○審査はアナログ

最近では、中小業者でもインターネットで受付をする業者も増えてきて、来店不要で融資を受けられるようになってきました。

しかしその審査は、大手のように「申込みフォーム」への簡易な入力項目だけで完結することはほとんどなく、担当者による、ヒアリングを行う業者がほとんどです。

このヒアリングについては、かなりプライベートなことまで根ほり葉ほり聞かれることになりますので、慣れていない方は不快感を覚えるかもしれません。

中小業者の審査は「申込みフォーム」の入力内容や指定信用情報機関で調査した他社の借入状況で、ある程度絞り込んだ後、最終的には「ヒアリング」といった本人との対話が重視されることになります。

担当者と申込者との対話重視ですから「人柄」や「誠実さ」などといった、担当者の主観や思い込みが審査に反映してきます。

このため、「なまいきに感じる」とか「エラそうな態度」など、担当の心証を害するような場合は、属性がどんなに良くても審査は通過しません。


○中小消費者金融のジレンマ

最近の中小消費者金融の特徴のひとつに「自己破産や債務整理した方への融資」を積極的に行う業者が増えたことがあげられます。

この融資手法は改正貸金業法施行以前には、あまり見受けられませんでした。

以前は、破産や債務整理をした方に融資をする会社はほとんど無く、むしろ多重債務者への貸出しの方に積極的でした。

法改正によって多重債務者への貸出しは禁止され、やむを得ずに開始したのが、これら「自己破産や債務整理した方への融資」になります。

当初これらの層への融資は一部の中小消費者金融しか取り扱いをしていなかったので、ほぼ独占市場でした。

そのため、吟味して選りすぐった申込者に対して融資を行うことが可能となり、十分な収益があがる融資手法として確立するに至りました。

しかし、最近では、多くの会社が、自己破産や債務整理をした方も審査対象とするようになり、インターネット広告などで積極的にアピールする業者が増えてきました。

このため、現在、中小消費者金融の市場は“良質な破産客の奪い合い”となりつつあります。

実際、中小消費者金融への申込者の実に半数以上が、自己破産や債務整理をした方で占められているとの話も聞きます。

申込者の質を上げたいが、いまのところ自己破産や債務整理をした方への貸出しが生命線となっているあたりが、中小消費者金融のジレンマと言えるでしょう。


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※最近、安易に「審査が甘い」などの文言を用いて、消費者金融などを紹介するサイトが増えてきていますが、信憑性の低いものも多く鵜呑みにするのは危険です。
当サイトでは金融業界に詳しい専門スタッフがその経験を踏まえて記事を提供しているので、信頼できる内容になっていると自負しています。
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この記事を書いた人: kintaro
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