若年層のキャッシングについて

若年層のキャッシングについて


現在、消費者金融会社などにキャッシングの申込みをする時の年齢制限は、上限は65歳、70歳など各業者によって異なりますが、下限は、ほとんどの会社が20歳以上としています。
(未成年者の場合は、契約などの法律行為を取り消しできるので、ほとんどの会社が対応していません。)

当サイトの調査では、その下限である、20歳、21歳あたりの若者の申込みが最近増えてきているようです。
今回は、若年層のキャッシングについてまとめてみました。

【若年層のキャッシングは増加している】


前述したようにキャッシング業界は、ここ数年間で、20歳、21歳ほどの若者からの申込みが増えてきています。
その原因としては以下のようなことが考えられます。

  1. キャッシングの申込み方法として、若者に馴染みやすいインターネットが主流になった。
  2. 消費者保護の気運が高まり、若者も利用しやすくなった。
  3. 若者がキャッシングに対してネガティブな印象を持っていない。
    このように全体的な申込みが増えてきているので、各会社も利用者の中で、若者の占める割合は高くなってきています。


【初めてのキャッシングは比較的借りやすい】


いままでどこからも借入れがないホワイト状態の若者は、通常、銀行カードローンや大手消費者金融などから借入れを開始します。
現在、銀行カードローンは過剰貸付けが問題視されるほど、イケイケの状態なので、低収入の若者でも審査が通過することも多いようです。

しかし、2件目、3件目、となると銀行や大手での利用は急に困難になります。

結果、中堅クラスの消費者金融に申込みをすることになりますが、中堅クラスの消費者金融では、20歳、21歳ほどの若者への融資に対してはかなり慎重です。
最初の1件目は比較的スムーズに借入れできますが、2件目以降の利用はかなり困難ということが言えます。


【悪びれない若者達】


中堅消費者金融が、若年層の審査に慎重になっている背景には、世代による意識の差ということがあるかもしれません。
消費者金融に勤務経験者に若年層のキャッシングについて取材したところ、次のような意見が聞かれました。

  • 「返済遅れた時も全く悪びれていない」
  • 「大した理由なく返済をしなくなる」
  • 「支払い可能な環境なのに甘えて返済をしなくなる」

このように、その多くは若者の返済意識の甘さを指摘したものでした。

しかし、全く回収見込みがないかといえばそうではないらしく、例えば、内容証明郵便を送達したり、法的手続きをとったりと、合法的に圧力をかければ、意外とすんなり、解決することが多いようです。

これとは対照的に中高年の延滞者は、本当の生活苦で、どんなに圧力をかけても物理的に返済出来ない人が多いようです。
そこをどう判断するかは、各会社の方針にもよるでしょう。


以前、「元消費者金融幹部Nさんの告白」で取材したNさんの話に若年層の借り入れについての内容がありました。

「普通は金借りてたらよほどの理由がなければ、怖くて返済なんて遅れないんだよ。俺やあんたの世代はそうだったよな。結局あいつら甘えてるだけなんだよ。まあ、いいやって感じでな。」

成人した大人が契約したことには責任が伴うはずです。やむを得ない場合もあると思いますが、安易に返済を放置することは、本来、あってはならないことです。
Nさんの話は、言い回しはやや乱暴かもしれませんが、的を得ているように感じました。


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キャッシングはファイルDが重要

キャッシングはファイルDが重要



キャッシング審査において、指定信用情報機関で他社の借入れ状況を調査されることは、ご存知の方も多いと思います。
しかし、一口に、借入れと言っても、様々な種類があります。例えば、消費者金融からのキャッシング、銀行からのキャッシング、ショッピングローン、住宅ローン、マイカーローン、また、最近ではスマートフォンのローンなど多種多様です。
では、どのような借入れが審査では重要になってくるのでしょうか。
今回は、多くの消費者金融会社が利用している、(株)日本信用情報機構(JICC)を例にして解説してゆきます。


【JICC情報を大別すると】


JICC情報は、大別すると下記2種類の情報で構成されています。

  • ①ファイルD: 主にキャッシング情報
  • ②ファイルM: 主にショッピングなどのクレジット情報

上記の例で言えば、

①ファイルD
・・・消費者金融からのキャッシング、銀行からのキャッシング
②ファイルM
・・・ショッピングローン、住宅ローン、マイカーローン、スマートフォンのローン
といったイメージです。

消費者金融にキャッシングの申込みをした場合、このファイルDとファイルMの両方の情報が、確認されることになります。


【ファイルD情報】


キャッシング審査で主要となるのは、やはり他社でのキャッシング状況が掲載されている、「ファイルD」になります。
また、ファイルDの情報も、総量規制対象と対象外の借入れの2種類に分類されています。
大まかに以下のようなイメージです。

  1. ①総量規制対象・・・消費者金融などの貸金業者からのキャッシングなど
  2. ②総量規制対象外・・・銀行カードローンのキャッシングなど

この内、総量規制対象の借入額が年収の3分の1、目一杯あるような場合は、どんなにその他の条件がよくても、フリーローンの審査は通過しません。
逆に、総量規制対象外の借入額が、年収の3分の1を超えていても、よほど極端な負債額でない限り審査は通過する可能性はあります。

また、このファイルDの内、消費者金融など貸金業者からの借入れについては、JICCとCICは情報交流を行っています。
そのため、JICCに未加入だが、CICにだけ加入している業者からの借入れも、JICC情報に掲載されることになっています。
このように、ファイルDには、貸金業者からの借入れは、ほぼ全てが網羅されているというスタンスになっています。


【ファイルM情報】


ファイルM情報は、主に、ショッピングローンなどのクレジットの情報です。
しかし、全てのショッピングローンの情報が網羅されているわけではありません。
そもそも、JICCは割賦販売法に基づく指定信用情報機関ではないので、ショッピングローンの取り扱いを行っている信販、クレジット会社は、CICに加盟する必要はあっても、JICCに加盟する必要はありません。
このため、ファイルMに掲載されているショッピングローンの情報は、JICCに加盟している信販、クレジット会社だけの情報で、JICCに加盟していない信販、クレジット会社からの情報は掲載されていません。
また、入金などの情報更新も、ファイルDの貸金業者からの借入れ情報が、日次更新(毎日更新)なのに対して、ファイルMは、月次更新(毎月1回)の更新なので、リアルタイムの情報ではありません。
このため、消費者金融でのキャッシング審査では、ファイルMは参考程度にしか見られていないようです。


【キャッシング審査にはキャッシングの情報が重視される】


このように、キャッシングの審査において、他社でのキャッシング情報は、ほぼ全ての借入れが網羅され、情報も日々更新していますが、ショッピングローンなどの情報は、全ての借入れが網羅されておらず、情報も1カ月に1回しか更新していない状態です。
このようなことからも、よほどの長期延滞や負債過多の状態でなければ、ショッピングローンや住宅ローンなどのファイルM情報が、キャッシングの審査に及ぼす影響はほとんどないと思われます。
逆に言えば、過去にショッピングローンで多少の延滞があっても、キャッシングの返済がきちんと出来ていれば、キャッシングの審査は通過する可能性が十分にあると言えます。


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消費者金融の甘い営業には要注意

消費者金融の甘い営業には要注意


消費者金融を利用する人は、最初、「絶対に必要以上に借入れしない」と心に決めて借入れをする人がほとんどです。しかし、気づいた時には限度枠一杯まで借入れが増えてしまっていた人も多いのではないでしょうか。

むしろ、当初、利用しようと思っていた金額だけしか利用しない人の方が少ない気もします。

どうすれば、使い過ぎ、借り過ぎを防げるのでしょうか。

今回は、「元消費者金融幹部Nさんの告白」で取材したNさんの話からそのヒントを探ってゆきたいと思います。


【消費者金融の営業の実態】


Nさんがいた消費者金融会社では、毎月、融資残高目標が定められており、その目標を達成するために、顧客への増額営業は欠かせなかったようです。

― 営業はどんな手段でやっていたんですか。
「主に、電話営業だよ。あとはたまにDMとかも出してたかな。」

― そうですか。でも毎月、毎月、大変じゃなかったですか。
「うち等の営業なんて大したこたぁないよ。まあ、余裕ってやつだな。」

― えっ、電話したら、そんなに簡単にお金を借りたいと希望する人が多いんですか。
「いや、そうでもない。最初、営業した時はむしろ、『必要ない』って言う人も多いんだ。」

― 営業ですからなかなか簡単にはいきませんよね。
「ああ、その時はね。でも2~3日したら、大抵、『やっぱりお願いします』って感じの電話がかかってくるもんだよ。」

― そうなんですか。お客さんもいろいろ考えた結果、やっぱり必要ってことになったのでしょうか。
「そりゃ、向こうも、突然、電話かかってきて、『お金いりますか』、『はい、いります』ってわけにもいかないでしょ。」

― それはそうですね。
「あと、いらないってお客には、『では、限度枠は上げておきますからいつでも引き出してくださいね』って言っておくんだ。大抵は1カ月以内には枠一杯まで利用しているよ。」

― なるほど、上手な営業ですね。

Nさんの話によると、消費者金融会社の営業は、このように押し貸しにならないよう、相手の心理を読んで、上手く営業をしてくるようです。


【営業拒否の意志を示しておく】


では、意志が弱くて、度々、営業がされれば、つい借りてしまいそうな人はどうすればよいのでしょうか。
そのような人は、「営業拒否」の意志を、営業を受けた時に消費者金融会社に示しておくのも手です。
参考までに、日本貸金業協会の自主規制基本規則では、営業で必要ないと断られた場合の再勧誘について以下のように定めています。

  1. 勧誘を一切拒否する強い意志表示があった場合
    ・・・最低1年間は勧誘禁止
  2. 「当面は必要ない」など勧誘を引き続き受けることを顧客が希望しない場合
    ・・・最低6カ月間は勧誘禁止
  3. 勧誘を普通に断られた場合
    ・・・最低3カ月は勧誘禁止

(詳しくは「キャッシングの営業に関するルール」参照)

また、最初に契約した時に、「増額希望の時はこちらから連絡して審査をお願いするので、そちらからの営業は一切控えて欲しい」と希望を出しておいても良いでしょう。

Nさんの話を聞いても、人間の意志は弱いものだとつくづく思います。
キャッシングはつい借り過ぎ、使い過ぎになってしまいがちなので十分注意して下さい。


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