≪取り立て方法の集中講義(電話編)≫【はじめに】世間では中小消費者金融の取り立てというと強面の兄いが、「借りた金、早よ返さんかい!」とダミゴ声を張り上げるイメージがいまだに拭いきれていませんが、今のご時世そんな取り立てをしていたら「重要文化財」か「天然記念物」扱いです。いまどきの回収業務は言うなればもっと「マイルド」かつ「スマート」であります。思い返せば、このような取り立ての「マイルド化」はいまから...
≪延滞客との名勝負!【何を言っても、「ごめんなさい」しか言わない女!?】≫筆者はかつて、消費者金融で勤務していたことがありますが、長いこと、「債権回収」をやっていると、延滞客との「名勝負?」の一つや二つはあるものです。いまどきはどうかわかりませんが、かつては、「お客さんはお金返さないプロ、こっちはお金を回収するプロ!」なんて、おかしな例えをされて、結構、その気になって、日々、回収に励んでいたものです...
≪差押えは忘れた頃にやってくる!?≫【若さゆえの過ち】「若気の至り」という言葉があるように、人間、若い時は、はめを外したり、ついつい横着なことをしてしまうことがあるものです。カードローンの返済なんかについてもそうで、若い人の中には、返済がちょっと困難になると、放置したままにしてしまう人もいます。そして、最初の頃は、カードローン会社から、頻繁に電話が入ったり、自宅に通知が届いたりしていたものの、ずっと...
≪自宅の家財道具や物が差押えされることはあるの?≫当サイトでは、キャッシングに関する「疑問」「相談」を、「お問合わせ」のメールフォームでお送りいただければ、わかる範囲であればブログ内で回答させていただいております。(尚、ここでの回答はあくまで一般例ですので、全てのケースにあてはまるわけではありません。実際のご利用等はご自身の責任でお願いいたします)※質問消費者金融の返済を放置していると、自宅の家財道...
≪プロの債権回収テクニック教えます!≫かつて当サイトでは、消費者金融の債権回収の手順について解説をして、ご好評を頂きました。※参考記事:消費者金融の債権回収を徹底解説※参考記事:消費者金融の貸倒債権の回収について今回は、さらに、債権回収の「手順」だけでなく、もっと生々しい「テクニック」について、その一部を紹介してゆきたいと思います。えっ、一部ではなく全部を教えろって!?本当は、知っている全部を明かした...
≪消費者金融の個人名は安心できない≫家族に内緒でキャッシングを利用している人は多くいます。このため多くの消費者金融では、顧客の借入れが家族にバレないように、以下のような対応をしています。①電話をするときは社名ではなく個人名を名乗ってかける。②郵送物の封筒に社名が印字されていないものを使用する。また、貸金業法21条1項5号でも、取り立て行為の際、「はり紙、立看板その他何らかの方法をもってするを問わず、債務...
≪消費者金融の集金ノウハウ (その② 実践)≫前回は、訪問集金に行く前に準備しておくことについて説明しました。今回は、実際の訪問現場での実務について解説してゆきます。またまた、キャッシング会社の若手は必見です。この記事はかなり実践的な「訪問集金」のノウハウだよ。最近は訪問集金をする会社も減ってきてるけどね。【集金は何人でいくべきか】そもそも訪問集金は何人でいくべきでしょうか。筆者の意見では、ベストは2...
≪消費者金融の集金ノウハウ教えます (その① 事前準備)≫最近の消費者金融は集金に行くことが少ないらしいですね。営業スタイルを、地域密着型から全国展開型へ変更している会社が多いから、そもそも訪問可能な範囲に顧客が住んでいないというのも理由の一つでしょう。若い社員の中には、一度も集金に出たことがない人もいるんじゃないでしょうか。筆者が若いころは、業務の大半が訪問集金でした。ホント、朝から晩までしょっちゅ...
≪消費者金融こぼれ話 第一話【500円の男】≫いまどきの消費者金融はあまり訪問に行かないそうですが、つい10年くらい前までは訪問は取り立ての基本でした。訪問による「取り立て」は、生身の人間同士のやり取りなので、そこから生まれるドラマも多く、今より顧客との距離ももっと近かったように思います。新入社員が入ったら、“まずは、訪問に同行させて現場に慣れさせる”というお決まりのコースもありまして、そこで2回ほど先輩...
≪消費者金融の債権回収を徹底解析≫消費者金融は、一般的に債権回収ノウハウがあると言われています。わかりやすい言い方をすれば、「消費者金融は取り立てが得意」ということです。その中でも特に、中小クラスの消費者金融の取り立ては厳しいと言われています。言い換えれば、中小クラスの消費者金融などは、取り立てをする自信があるからこそ、銀行や大手が融資をしないような客層にも積極融資をしているということでしょう。今回...
≪いまどき「サラ金地獄」はあるのか"≫かつて消費者金融は「サラ金」と呼ばれ、過剰貸付、高金利、過酷な取立てなど、社会悪としてのイメージが定着していた時代がありました。しかし、昭和58年の貸金業規制法成立を機に、貸付、金利、取立てなど段階的に規制され現在に至っています。(消費者金融業界の健全化までの推移はこちらの記事を参照)現在では、「サラ金地獄」という言葉はもはや死語と化していますが、いまだに消費者金...
≪督促についての口コミの信憑性≫消費者金融の口コミの中でも、「督促」、「顧客管理」、「取り立て」といったものを調べると、「ヤクザのような口の利き方だった」とか、「1日遅れただけですぐに電話がかってきて、上から目線で言われた」などと、かなりネガティブなイメージの書き込みが見受けられます。このような書き込みをされている会社は本当にそのような督促を行っているのでしょうか。【良い評判が少ないのは当たり前】督...
≪消費者金融で返済猶予はしてもらえるのか≫消費者金融について、「取り立てが厳しい」「怖い」といったイメージを持っている方も多いと思います。特に、中堅以下の消費者金融については、なおさらでしょう。消費者金融の返済を最低分割金で返済すれば、返済期間は3年~5年ほどかかります。その間には、やむを得ない事情によって返済が遅れてしまうこともあるかもしれません。現実は、このような時に、返済を猶予してもらえるのでし...
≪消費者金融の貸倒債権の回収について≫【貸倒債権は回収可能なケースもあります】ほとんどの消費者金融が行っている業務に「貸倒債権の回収」があります。消費者金融業を継続する以上、一定の割合で不良債権は必ず発生することになります。その中でも回収見込みが薄い債権は、貸倒償却すれば経理上のメリットもあるので、どの業者も一定数の貸倒償却を行っています。しかし、一旦、貸倒償却した債権も、後に回収できる可能性がある...
≪いまどきの督促は「非訪問型」が主流です!≫消費者金融会社の督促はかつて「現地訪問」が主流で、顧客が不良債権化した場合はすぐに現地調査に出向くというのが鉄則でした。しかし融資方法が「対面型」から効率の良い「非対面型」に主流が変化していったように、督促方法も現在は「現地訪問型」から「非訪問型」に変化してきています。「非訪問型」に転化することによって、少ない店舗数でも融資エリアを全国に拡大することが可能...
≪消費者金融の取り立てってどんななの?≫「サラ金は取り立てが怖い!」 「内臓売ってでも金返せ!」注意① 「ヤクザがバックにいる!」注意②など消費者金融がかつて「サラ金」と言われた時代のイメージは、ドラマやマンガの影響でこんな感じだと思いますが、現実の消費者金融の債権回収は、もっと合法的で合理的です。 ※注意① 脅迫・恐喝と誤解を受けるような取り立て行為は禁止されている(ひと昔前ならともかく、社会問題にも...