≪総量規制はきちんと守られているのか!?≫消費者金融など貸金業者からの貸出しを年収の3分の1までとする、「総量規制」は、2010年6月に完全施行された改正貸金業法の目玉です。この法律の導入によって、それまで多重債務者への融資を中心としていた中小消費者金融は大部分の客層を奪われてしまったのは事実です。この「総量規制」が施行されてから既に約10年近く経過しますが、現場では、果たしてきちんと守られているのでしょう...
≪緊急!自然災害で被災した場合のローンの返済はどうするか!?≫この度、平成30年台風7号及び前線等に伴う大雨による災害で被害にあわれた地域の皆様ならびに関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。皆さまの安全と一日も早い復興をお祈り申し上げます。このような自然災害の影響によって、住宅ローンなどの返済が困難になってしまう場合があります。そのような場合、以前も当サイトで説明させて頂きましたが、「自然災害によ...
≪債務整理の「和解額」はこうして決まる!≫消費者金融には、日々、弁護士、司法書士事務所から債務整理の介入が入っています。そして、自己破産や個人再生でなく、任意整理であれば、和解額を決めて返済は継続されることになります。もちろん弁護士、司法書士事務所は、出来る限り和解額を下げようとしてきますし、消費者金融は出来る限り利益を守るため、和解額を上げようとしてきます。そのため和解交渉をする時は、ちょっとした...
≪そういえば、最近、自己破産の人にしか貸してなくね?≫※注意:この記事は自己破産者や債務整理経験者への借入れを助長するものではありません。記事全文を読んでいただければご理解いただけると思います。「そういえば、最近、ウチの会社って、自己破産の人にしか貸してなくね?」これは、当サイトのインタビューで出た、ある中小消費者金融社員のつぶやきですが、面白かったので、記事のタイトルにもさせていただきました。当サ...
≪若者の自己破産・債務整理に一言!≫最近、知り合いの金融マンが嘆いていましたが、「最近、20代の若い世代の自己破産や債務整理が増加している」とのことです。もちろん、昔から返済に行き詰って、自己破産や債務整理をする人はいましたし、統計上の自己破産件数だけで言えば、むしろ昔の方が多かったのも事実です。(データー上の自己破産件数は、2003年のピーク以降、減少傾向です。2016年、2017年と、ここ2年連続で前年比増加...
≪消費者金融業務経験者へのインタビュー(自己破産・債務整理編)≫過去に自己破産や債務整理をした方でも審査対象としている中堅クラスの消費者金融は多数存在します。このような貸付け方法は、昔からありましたが、ここまで一般的になったのは、貸金業法改正後からでしょう。このため、世間ではまだまだ、誤解されている部分も多くあるようです。そこで、今回は、自己破産、債務整理後の借入れについて、中堅消費者金融での勤務経...
≪債務整理の申込みについての一問一答≫現在、多くの中堅消費者金融では、過去に自己破産や債務整理をした人への融資を実施しています。かつては、「邪道」というか特殊な融資方法といったイメージもありましたが、いまではすっかり業界に定着しており、そのことは広く知られています。但し、自己破産に比べて債務整理は、負債も残るので、少しややこしく、申込み方法などについて、いくつか当サイトにも質問者が寄せられていました...
≪過払い金請求裁判中でも新たに借入れできますか?≫当サイトでは、キャッシングに関する「疑問」「相談」を、「お問合わせ」のメールフォームでお送りいただければ、わかる範囲であればブログ内で回答させていただいております。(尚、ここでの回答はあくまで一般例ですので、全てのケースにあてはまるわけではありません。実際のご利用等はご自身の責任でお願いいたします)※質問「以前に支払い終わった金融業者に、過払い金請求...
≪自己破産・債務整理の申込みの注意事項≫最近の中堅消費者金融は、「過去に自己破産や債務整理をした方」の審査はもはやマストになっています。中堅消費者金融は、大手と違い、初めてキャッシングを利用する申込者はほとんどいませんし、それほど属性の良い申込みも期待出来ません。この層の申込みを嫌っていては、正直、商売にならないといったところでしょう。このような最近の中堅消費者金融の貸出し基準は、ネット情報などによ...
≪近年の中堅消費者金融の動向(2017年版)≫ここ数年で中堅消費者金融の営業スタイルは大きく変化しました。まず申込みをする客層に変化がありました。改正貸金法施行以前は、主に多重債務者の申込みが中心であったのが、施行後からは、過去に債務整理や自己破産をした人のリベンジ(再出発)融資の申込みが増えてきて、現在では、それらの申込みが大多数を占めるようになってきています。また、改正貸金法施行当初は、積極融資を実...
≪債務整理をした方の審査は判断しにくい≫自己破産や債務整理をした方でも審査対象としている中堅消費者金融会社は、現在、数多く存在します。改正貸金業法施行後は、総量規制の導入もあり、中小規模の消費者金融会社の貸出し層は、「多重債務者」から、「自己破産や債務整理経験者」に移ってきています。また、そのような融資をメインの貸出しとしている会社も増えてきています。「自己破産した方への融資」は、自己破産して免責決...
≪「審査が甘い」消費者金融業者とは≫インターネット上では安易に「審査が甘い」という表現を使用して、消費者金融会社の紹介をしているサイトが目立ちます。しかし、本当に信用が出来る正規登録業者で「審査が甘い」会社はあるのでしょうか。また、具体的にどのような箇所が審査上緩和されているのでしょうか。今回はこの「審査が甘い」という概念について追及してみました。「審査が甘い」ってどういうことだろう?記事を読めば理...
≪特定調停が流行らない理由≫債務整理の手段として「特定調停」という手続きがあるのを聞いたことがある方も多いと思います。「特定調停」とは、契約通りに借金の支払いを続けていては、最低限度の生活にすら事欠くような個人や、債務超過に陥る可能性が高い法人が対象となり、裁判所の調停委員を介して、貸金業者等の債権者と減額交渉を行う手続きのことを言います。他の債務整理と比較して費用がかなり低額ということもあり、2000...
≪キャッシングにおける一次審査のポイント≫消費者金融には、日々、数多くの申込みがきています。本来は、それらの申込み1件1件に対して、時間をかけて丁寧に審査をしてゆくことが望ましいのですが、そこまでコストはかけられません。このため、多くの消費者金では、申込者が申込みフォームに記入した簡易な内容で、最初にふるいにかけています。その手法は、大手のようにコンピューターで自動的に行っていたり、中堅以下の業者のよ...
≪過払い金返還請求と債務整理の違い≫近年、「払いすぎた利息は取り戻せます」と過払い金返還について、弁護士・司法書士事務所のCMが多く見られるようになりました。この過払い金返還請求ですが、ニュアンスとしては、いわゆる「債務整理」とは違うので、分けて考える必要があります。最近では、弁護士、司法書士事務所が過払い金返還請求を掘り起こすため、過去に消費者金融を利用していて既に完済している人にまでアピールしてい...
≪債務整理が消費者金融会社から歓迎されるケース≫同じ、債務整理の受任通知が届いたとしても、改正貸金業法施行以後の取引とそれより前の取引とでは、消費者金融会社が被るダメージはまるで違ってきます。改正貸金業法施行前の取引は、いわゆる「グレーゾーン金利」で契約している場合が多く、弁護士、司法書士が介入して債務整理となった場合は、当然に利息制限法への引き直し計算をされ、少なからず、元金は減額される対象となっ...
≪自己破産や債務整理をアピールした方が審査に通りやすい!?≫当サイトの「審査が通る中堅消費者金融」でも紹介していますが最近の中堅消費者金融会社は過去に自己破産した方や債務整理をした方を審査対象とするところが増えてきました。インターネットの普及によって、柔軟審査を実施する会社の情報はすぐに広まるので、そのような中堅消費者金融会社には、数多くの自己破産者や債務整理者など金融事故者からの申込みが入ることに...
≪債務整理を活用すれば借入れしなくてもすむかも!?≫当サイトを確認されている方の中には、消費者金融の利用を検討している方が多いと思います。また、消費者金融の利用が、今回が、初めてではないという方がほとんどではないでしょうか。そのような方は、借り入れの申し込みをする前に是非承知しておいた方がよいことがあります。【過去に取引があれば、「過払い金」が発生しているかもしれない!】平成22年6月に改正貸金業法...
≪いまどきの債務整理の実態≫弁護士・司法書士による「債務整理」は一時、バブル状態で、テレビコマーシャルも消費者金融よりも弁護士・司法書士事務所の方が多く見られるようになしました。しかし、改正貸金業法施行より3年以上経過した最近ではちょっと状況に変化が出てきています。【変化しつつある債務整理事情】①平成22年6月以降に新規契約した分は、あまり減額の対象にならない場合が多い従来、消費者金融会社は、出資法...
≪自己破産・債務整理した方への貸出しが見直されています≫かつての、キャッシング市場では、「自己破産・債務整理をした方」は、完全なブラックとして、わずかな例外はあったにせよ、正規登録業者からの貸出しはほとんど行われていませんでした。しかし、段階的に上限金利は引き下げられていったために、金融会社は利益を確保するために、本来は、貸出しをおこなっていないような層にも、さらなる貸出しを行いました。消費者金融業...
≪債務整理後の借入について≫弁護士・司法書士などに依頼して「債務整理」をすると、「指定信用情報機関」に、発生から5年間は事故情報として記録されることになります。(詳しくはこちらの記事を参照)通常、この5年間は、新たな消費者金融会社からの借入は困難になります。(大手は特に)しかし、最近は、中堅消費者金融会社の中には、「債務整理」した方も審査対象にしている会社もあります。 ≪債務整理でも審査が通る。借入...
≪債務整理のメリット・デメリット≫債務整理の仕組みに関しては既に記載しましたが、実際のメリット・デメリットはざっと以下のような内容です。・過去に遡って、利息制限法で再計算されるので、取引の長い人は大幅な減額が計れる。(但し、グレーゾーン金利で取引していた人だけです。2010年6月18日以降に契約した方は、最初から利息制限法の範囲の金利なので、引き直しは出来ません。)・和解できたら、その後は将来に渡る金利は...
≪キャッシング審査で「自己破産者」の評価は意外に高いのです!≫消費者金融会社のローン申込に確認されることは以下のようなことです。・「独身」か「既婚」か(既婚者の方が評価高い)・「独り暮らし」か「家族同居」か(家族同居の方が評価高い)・「借家」か「持家」か(持家の方が評価高い)・「アパート」か「マンション」か(マンションの方が評価高い)・「国民健康保険」か「社会保険」か(社会保険の方が評価高い)・「短...